漢方コラム 少陽病の虚証と実証 2023年10月27日。写真は三焦分解図、腹証奇覧翼。和久田叔虎著です。 傷寒論を運用する三陰三陽 傷寒論の病位を診るのに、表裏の三陰三陽、三焦の上焦、中焦、下焦、内外などの判断が必要です。その判断には古方派の三陰三陽や八綱分類の技術が必要... 2023.10.27 漢方コラム
漢方コラム それぞれの生き方 2023年10月24日。写真は大分県竹田市久住町久住高原、童心回帰農場のチャイルドアスレチックです。 季節に合わせて 東洋医学では旧暦の1月1日から春になると考えています。今年の旧正月は2月1日でした。来年2024年は2月10日だそうです。... 2023.10.24 漢方コラム
漢方コラム 急性疾患へ漢方 2023年10月20日。写真は山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ関門海峡です。 頓服の漢方薬 漢方薬は慢性病に永く飲むと考えられています。 急性病の治療が目的で発達した漢方 漢方の古典である傷寒論の治療法は、急性病に対し書かれています。私達... 2023.10.20 漢方コラム
漢方コラム 漢方と蓄膿症 2023年10月17日。写真は福岡市福岡城コブシの花です。 蓄膿症、副鼻腔炎の漢方 蓄膿症、副鼻腔炎は風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎が引き金で発病する事があります。体質的傾向では炎症性、化膿性体質の方が多いです。 なかなか治りにくい蓄膿症は... 2023.10.17 漢方コラム
漢方コラム 郷土の漢方の先生 2023年10月13日。写真は大分県由布市庄内町コナラの美林です。 スポーツ性筋肉障害と漢方 スポーツ性の筋肉障害には柴胡桂枝湯を使うことが多いです。これを発表されたのは東洋医学会の評議員だった鹿児島の故小川幸男先生です。 表の太陽病と少陽... 2023.10.13 漢方コラム
漢方コラム 人間の皮膚と漢方 2023年10月10日。写真はピアノとバイオリンです。 真菌と水虫 真菌はカビの一種の菌です。私達にご相談の多い真菌症は白癬菌とカンジタ菌による疾患です。 水虫とタムシ 白癬菌は、足の裏に感染すると水虫で、身体に感染するとタムシになります。... 2023.10.10 漢方コラム
漢方コラム 表裏と燥湿理論 2023年10月6日。写真は江戸城内です。 表裏と舌診、脈診 東洋医学に表裏と言う概念が有ります。東洋医学では漢方薬に関わらず、食養生でも鍼灸でも表裏に基づき治療順番や食養生の優先順位が変わります。 表とは体表であり皮膚や骨格筋などを指しま... 2023.10.06 漢方コラム
漢方コラム 中国での思い出 2023年10月3日。写真は広島県福山市明王院です。 中国の生薬市場 中国に最初に行ったのは25年程前です。各中医学院で開かれる国際学会で10回ほど論文発表、講演もさせて頂きました。迎賓館にも泊めて頂きました。その後、各地の様々な生薬市場を... 2023.10.03 漢方コラム
漢方コラム 痛みの漢方治療と瞑眩 2023年9月29日。写真は大分県由布市庄内町の男池の湧き水です。 坐骨神経痛の漢方治療 坐骨神経痛の漢方治療の適応は、一般に本人さんが壁につかまってでも自力で歩ければ治せると言われます。私は自力で歩けず息子さんに背負われて来たご婦人を治し... 2023.09.29 漢方コラム
漢方コラム 駆瘀血剤の使い方 2023年9月26日。写真は熊本県南小国町阿蘇山、マゼノ渓谷の奥にある滝です。 桃核承気湯と通導散 当薬局の相談専門の先生より、「先日。先生、私の身体には通導散を使われました。古方の桃核承気湯、後世方の通導散、どちらも実証の瘀血の漢方薬です... 2023.09.26 漢方コラム
漢方コラム 当帰芍薬散と芍薬 2023年9月22日。写真は箱根湯本、須雲川です。 当帰芍薬散と大蒜の相性 当帰芍薬散は当帰、芍薬、川芎、白朮、茯苓、沢瀉の処方内容です。当帰、芍薬、川芎は血虚を補います。白朮、茯苓、沢瀉は利水の目的です。 当帰芍薬散と相性が良いニンニク ... 2023.09.22 漢方コラム
漢方コラム 東洋医学の古典の食養生 2023年9月19日。写真は福岡県福津市宮地嶽神社です。 食と古典 東洋医学の古典である黄帝内経他には様々な食に対する記述があります。 「病気になった作物や、背中の曲がった魚は食べるな」などの記載もあります。遺伝子的に変異している可能性のあ... 2023.09.19 漢方コラム