漢方コラム 漢方治療で原方に戻る、先祖返り 2023年8月15日。写真は福岡市海の中道です。先祖返り30年程前、末期がん患者さんの貧血に対応したことがあります。私の知る限りの漢方処方を考えました。しかし、どれも上手く適応しませんでした。その当時に勉強してた書物に、困った時は「原方に返... 2023.08.16 漢方コラム
漢方コラム 水は怪なり 2023年8月8日。写真は福岡城、舞鶴城の天守閣の城壁です。水抜きの伝承療法伝承療法の中には驚きの効果を示すものがあります。外科倒しと言われた伯耆の伯州散は床ずれ、褥瘡などの傷口が一気に盛り上がります。伯州散は川ガニの津蟹、反鼻、鹿の硬くな... 2023.08.08 漢方コラム
漢方コラム 肉体は電気的信号、刺激で動く 2023年8月11日。写真は経絡人形です。人間の身体は電気刺激、直流電気で動いています。腕を曲げるといった脳からの指示も電気信号です。東洋医学の漢方、鍼灸はこの電気信号を使って診断し治療をしていきます。肉体の電気刺激に関しては、誰でも出来る... 2023.08.04 漢方コラム
漢方コラム 陰陽と太極 2023年8月1日。写真は今年の博多山笠西流です。陰陽と平新古方薬嚢には「薬、食には五味とは別に気キなる働きある物あり、この働きを大別して寒と熱となす。寒の微なるものを涼となし、熱の微なるものを温となす。そのいずれにも偏せず特に気の働きを発... 2023.08.01 漢方コラム
漢方コラム 漢方医学の病因と食養生 2023年7月28日。写真は中国大理の古い町並みです。食養生と気血水漢方の病因、病気の原因には気毒、血毒、水毒が有ります。食養生では入薬理論により食材の部位ごとに働きが異なると考えています。形象薬理学の一つです。例を挙げます。食材による働き... 2023.07.28 漢方コラム
漢方コラム 地黄と大黄 2023年7月25日。写真は熊本県、南小国町、高さ5.5メートルの押戸石。近づくと方位磁石がグルグル回ります。地黄は胃になずむ漢方薬味の地黄が入った漢方薬を服用すると胃腸障害のような症状を呈する人がいます。昔は地黄は、胃になずむと言われてい... 2023.07.25 漢方コラム
漢方コラム 肺がんに使用される漢方薬 2023年7月14日。写真はインドネシア、バリ島の夕焼けです。肺がん肺がんは発見しにくい悪性腫瘍の1つです。肺の組織肺は肺胞と呼ばれる空気の袋で構成されています。腫瘍が増殖する時に肺胞の入り口を潰します。入口が潰され肺胞に空気が入らなくなる... 2023.07.14 漢方コラム
漢方コラム 誰でも分かる舌診 2023年7月11日。写真は大分市、府内城の大手門を望む。総論東洋医学は、西洋医学と異なり内臓を直接診るのではなく、体表に現れた反応で患者さんの身体の状態を把握していきます。例えば望診、脈診、腹診などの切診、聞診も体表の反応から身体の中を診... 2023.07.11 漢方コラム
漢方コラム 漢方の薬理学は形象薬理学 2023年7月5日。写真はインドネシア、バリ島です。刺トゲ東洋医学の形象薬理学では、刺は攻破の働きがあると考えます。漢方生薬としては釣藤鈎や皀角利などです。刺で頑固な病態を突き破る働きですので、生薬の収穫時期も刺が硬化した時になります。釣藤... 2023.07.05 漢方コラム
漢方コラム 食材でもある漢方薬 2023年6月23日。写真は大分県竹田市岡城大手門への登り口です。食材である漢方薬ご高齢の奥様の体調崩れを漢方治療したことがあります。帰られる時に「自分で生姜を入れたら良いのですね。」と言われました。お聞きすると、お爺さまの代まで江戸時代か... 2023.06.23 漢方コラム
漢方コラム 花粉症の漢方治療と食養生 2023年6月20日。写真は青山2丁目の銀杏並木です。花粉症と迎香のツボ30年以上前に故入江正先生に入江FTを習いました。その時に手の陽明大腸経の右迎香にて花粉症を診断すると教わりました。風毒診同時に甲把南栄先生の腹診の風毒塊にてウイルスな... 2023.06.20 漢方コラム
漢方コラム 太陽病、少陽病、開窮薬 2023年6月14日。写真はインドネシア、バリ島ヒンズー教の寺院です。太陽病病邪が身体に侵入し身体の正気と初めて戦う場が、東洋医学の太陽病です。悪寒は太陽病病邪が身体に侵入すると、身体は体温を上げ免疫力を上げようとします。体温を上げるために... 2023.06.14 漢方コラム