漢方コラム

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肝硬変と黄疸

2023年4月14日。写真は福岡市福岡城舞鶴公園です。肝臓の門脈圧肝硬変や肝がんなど他疾患で肝臓の血流が阻害されると肝臓の入口である門脈圧が亢進します。食物の流れ食事で摂った栄養分は胃で水性の物が吸収され、小腸で油性、水溶性の物が吸収され、...
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胆石、胆砂、胆泥、膵石、腎結石

2023年4月11日。写真は広島県宮島です。金銭草30年近く前に、上海の柴教授に教えを請いに現地に行ったことがあります。その時に同行された薬剤師の先生が「肝炎に何を使いますか」と柴教授に質問をしました。柴教授の答えられた処方内容は忘れました...
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病が進行する少陰病から厥陰病へ

2023年3月28日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷です。病が進行する太陰病から少陰病へから続く少陰病寒熱と漢方薬少陰病は陰証で寒の病態です。東洋医学では寒熱の薬性、食性の強さを五気、寒、涼、平、温、熱で判断します。最も強い熱薬は大熱です。附子...
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病が進行する太陰病から少陰病

2023年3月24日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷です。病が進行する陽明病から太陰病へから続く太陰病の下焦、中焦下焦の陰証 下腹部、下焦の腎虚により、親から頂いた先天の気が衰えます。それにより熟地黄の適応する白内障、前立腺肥大等が現れます。そ...
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病が進行する陽明病から太陰病へ

2023年3月22日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷です。病が進行する少陽病から陽明病へから続く陽明病陽明病の舌診と脈診陽病は上から下へ進行していきます。太陽病、上焦。少陽病、中焦。陽明病、下焦へ進みます。陽病の最後が下焦、臍から下の陽明病にな...
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病が進行する少陽病から陽明病へ

2023年3月14日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷です。病が進行する太陽病から続く少陽病太陽病、悪寒発熱の次の病位は少陽病です。少陽病は病邪が裏、内臓に入りだします。東洋医学では、身体を3つに分け病の状態を診ていきます。上焦、鳩尾から上。中焦...
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病が進行する太陽病

2023年3月10日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷で見つけた天然の山伏茸、侯頭菌です。凄い。三陰三陽東洋医学では病気の進行具合を判断し、その病位と言う時期ごとの治療法が確立されています。病位は脈証、熱型、熱のパターン、舌証、腹証、他で判断して...
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勉強だけでは治せない漢方

治せないのは施術者である自分の責です。漢方薬の質が悪いと言い訳出来ないために、漢方薬の質は最高の物を選品し揃えます。漢方薬の責任に出来ない様に。
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症状から観る東洋医学の証

2023年2月28日。写真は、青森県、奥入瀬谿谷です。東洋医学の証東洋医学は体表解剖学です。望診、問診、聞診、切診により体表に現れた状態や症状を捉え、東洋医学の証である病因の気血水、臓腑、病位の三陰三陽、病向、病性などを判断していきます。身...
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ゴビ砂漠の漢方薬

2023年2月24日。写真は、ゴビ砂漠の砂上から撮ったオアシスの町です。万里の長城の地黄30年近く前に初めて中国を訪れました。その当時は北京でもまだ人民服を着た方もいらっしゃいました。秦の始皇帝が造った万里の長城を訪れたのもその時です。案内...
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体質の必要な診方

2023年2月15日。写真は、青森県、奥入瀬オイラセ谿谷、雲井の滝です。西洋医学と東洋医学風邪などで発熱した場合、西洋医学では種類は異なっても通常は同じ効能の解熱剤を使用します。しかし東洋医学では一人一人の患者さんの証に応じて治療法も漢方薬...
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漢方薬は限局的な働き

2023年2月7日。写真は、広島県福山市の草戸稲荷神社です。漢方薬は内服なので全身に効くのか漢方薬は内服ですので全身に効くと思われることが多いです。しかし漢方薬は効果が出る身体の部位ごとに、それぞれ分類され使われています。東洋医学では身体を...