漢方コラム 花粉症の漢方治療と食養生 2023年6月20日。写真は青山2丁目の銀杏並木です。花粉症と迎香のツボ30年以上前に故入江正先生に入江FTを習いました。その時に手の陽明大腸経の右迎香にて花粉症を診断すると教わりました。風毒診同時に甲把南栄先生の腹診の風毒塊にてウイルスな... 2023.06.20 漢方コラム
漢方コラム 太陽病、少陽病、開窮薬 2023年6月14日。写真はインドネシア、バリ島ヒンズー教の寺院です。太陽病病邪が身体に侵入し身体の正気と初めて戦う場が、東洋医学の太陽病です。悪寒は太陽病病邪が身体に侵入すると、身体は体温を上げ免疫力を上げようとします。体温を上げるために... 2023.06.14 漢方コラム
漢方コラム 竜骨と牡蠣肉 2023年6月9日。写真は青山2丁目銀杏並木です。竜骨リュウコツ10年程前に重慶に行きました。目の前を流れる揚子江、長江の夜景が素敵でした。夜景を見ながら、以前に揚子江の流域で竜骨が取れる山の写真を見たのを思い出しました。竜骨はマンモスや脊... 2023.06.09 漢方コラム
漢方コラム 東洋医学の寒熱とは 2023年6月6日。写真は福岡県福津市宮地嶽神社です。冷たいビール以前は外国に行くと、冷えていないビールを出されることがありました。ビールの苦みは身体を冷やすします。それを考えると常温で飲むのも本来の飲み方かもしれません。以前、偏頭痛持ちの... 2023.06.06 漢方コラム
漢方コラム 標本治療法と漢方薬の変遷 2023年5月30日。写真は長野県白馬八方尾根です。三陰三陽の基本病態三陰三陽ではそれぞれの病位ごとに基本病態があります。病が陽証では、表から裏へ、上から下へ進行します。陰証では、下から上へ進行します。例えば急性肝炎では初期は風邪のような症... 2023.05.30 漢方コラム
漢方コラム 麻黄と附子 2023年5月26日。写真は阿蘇の中岳と根子岳です。症状は同じでも正反対の麻黄と附子麻黄麻黄は太陽病位の代表的な薬味です。葛根湯や麻黄湯、小青竜湯、越婢湯、麻杏甘石湯、麻杏薏甘湯などの構成薬味です。麻黄の働き麻黄の働きは、体表の血流を良くす... 2023.05.26 漢方コラム
漢方コラム 漢方薬、民間薬による止血 2023年5月23日。写真は福岡市大濠公園の日本庭園です。出血と漢方薬、民間薬漢方薬は一般に慢性病に使用すると思われています。しかし急性疾患に対し発達したのが漢方医学です。風邪や食中毒、感染症などの急性病に対し理論化されたのが漢方の古典であ... 2023.05.23 漢方コラム
漢方コラム 血滞と骨粗しょう症の痛み 2023年5月18日。写真は大分県由布市庄内町の男池の湧き水です。痛みと漢方東洋医学の世界では夜間の痛みは陽実証、昼間の痛みは陰虚証が多いと言われることがあります。また夜間に痛みが増すのは瘀血が原因と言われることもあります。昼間は身体を動か... 2023.05.16 漢方コラム
漢方コラム 漢方薬の質と不思議な植生 2023年5月9日。写真は箱根関所手前の東海道です。漢薬の選品 ここに小粒の大棗と大粒の大棗が有ったら、どちらが良い大棗でしょうか。 十薬ドクダミの大きな葉と小さな葉は、どちらが良い十薬でしょうか。 紫蘇葉の成長した大きな葉と小さな葉、どち... 2023.05.09 漢方コラム
漢方コラム 白蜜と砂糖 2023年4月28日。写真は福岡県糟屋郡新宮町立花山の国の天然記念物樹齢300年を超す楠です。大理の白蜜ハクミツ30年近く前に中国の大理に行ったことがあります。大理は大理石が取れる事で有名な町です。ヒマラヤの中腹です。その4、5年前に大理は... 2023.04.28 漢方コラム
漢方コラム 半夏と病位内外 2023年4月25日。写真は鹿児島県加治木町、日本の滝百選、増水した龍門の滝です。半夏の地獄のエグ味私が漢方の世界に入った20代の頃、漢方薬の鑑別をする勉強をさせられました。五感を鍛える東洋医学の理論を用い、自分の眼で五色を、鼻で気の厚薄を... 2023.04.25 漢方コラム
漢方コラム 漢方の診たて 2023年4月18日。写真は福岡市大濠公園の日本庭園です。動悸、不整脈の漢方の診たて漢方では動悸や不整脈を幾つかの病態に分けて治療していきます。心悸亢進の証主な動悸、不整脈の証。症状、体質の主な漢方の証を取り上げます。桂枝甘草の証漢方で奔豚... 2023.04.18 漢方コラム