
内托散(千金内托散)、二朮湯、二陳湯、女神散、人参湯、人参当芍散
適応疾患。肩甲関節周囲炎(四十肩、五十肩)、頸肩腕症候群、上腕神経痛。使用目標。水毒による上腕(肩から手までの前腕)痛のある方に用います。漢方の証、方意。病位、虚実;少陽病から太陰病。十二臓腑配当;虚実中間、不明。方意;上焦の水毒による肩関節痛、上腕痛のある方、時に脾胃の虚証の伴う方に用います。備考;二朮湯の証の方は、胃内停水の有る方も無い方もいらっしゃいますが、甚だしく虚してはいらっしゃいません。手足の冷えが強い方には附子を加えると効果的です。