- 2016年6月17日
柴胡清肝湯、柴胡疎肝湯、柴胡疎肝散、柴芍六君子湯、柴朴湯、柴苓湯
日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、……

日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、使用目標、漢方の証、方意をご紹介。
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甘草 | 半夏 | 杏仁 |
五味子 | 茯苓 | 乾姜 |
細辛 |
肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息、心臓弁膜症、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、心不全、百日咳、花粉症
喘鳴、喘咳、咳嗽、息切れなどがあり、浮腫を伴う方で、冷え性で貧血症の方に用います。

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甘草 | 白朮 | 茯苓 |
桂皮 |
胃下垂症、胃アトニー症などにみられる神経症、眩暈、動悸、動揺感、心臓疾患による眩暈、動悸、メニエール症候群、神経性心悸亢進、不安性神経症、ヒステリー、血の道、心臓弁膜症、その他の心疾患、バセドウ病、結膜炎、翼状片、白内障、腎炎、ネフローゼ症候群、高血圧、喘息、蓄膿症、貧血症
胃に停水、水毒があって動悸、眩暈を訴える方に用います。立ちくらみ、眩暈、身体動揺感など程度の差はあるが、眩暈が主訴の方によく用います。本方の眩暈は起立性、運動性のもので頭を動かすと起こるのが特徴です。同時に、息切れと動悸、頭痛、上昇などを伴い、尿利が減少している方にも用います。

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甘草 | 白朮 | 茯苓 |
乾姜 |
腰と腰より下部が冷え、冷感を自覚する方に用います。上半身には異常がありませんが、口渇がなく八味地黄丸証と区別されます。
腰、足が冷痛し、腰が重く感じ、尿利が近くて尿量が多く、飲食が変わらない方にも用い、体を温めると症状が緩和するものが目標となります。

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甘草 | 白朮 | 当帰 |
芍薬 | 茯苓 | 桂皮 |
川芎 | 地黄 |
貧血症、貧血による眩暈、動悸、耳鳴、鉄欠乏性貧血、心臓弁膜症、萎黄症、十二指腸虫症の貧血
貧血による動悸、眩暈、息切れならびに耳鳴り、顔面浮腫などがある方に用います。ただし貧血が甚だしく口唇や爪まで蒼白になるほどのものや、胃腸が軟弱で下痢しやすい方には用いることができません。

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蜂蜜 | 山茱萸 | 山薬 |
牡丹皮 | 茯苓 | 澤瀉 |
地黄 |
老人性腰痛、ぎっくり腰、高血圧症、動脈硬化症、脳卒中後遺症、前立腺炎、前立腺肥大、慢性腎炎、膀胱炎、腎臓結石、糖尿病、腎不全、精力減退、男性不妊、夜尿症、白内障
八味丸証に準じ、しかも陰証と決めがたく附子を用いられない方に用います。小児は活力が旺盛で陽気が強いため、附子が用いがたいことが多く六味丸証となることが多いです。
八味丸から桂枝と陽気を増す薬物の附子を去ったとされますが、小児に限らず、肝腎の陰が衰え、心肺の陽が盛んな人に用いられます。
八味丸は真の老化、六味丸は偽の老化です。
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薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。