腎臓病、ネフローゼ症候群

腎臓病

尿にタンパク質

腎臓病の一つネフローゼ症候群では、尿にタンパク質が多く出る蛋白尿になります。それにより血液中のタンパク質が減少してしまいます。

腎臓病の症状

ネフローゼ症候群で蛋白尿になると、尿中に含まれるタンパク質やサポニンのため、尿が泡立ちやすくなります。
尿にタンパク質が漏れると、血液中のタンパク質が減少します。そのために血液が薄まってしまいます。生体は血液が薄まると、体液とのバランスを取るため、血液中の水分と塩分を血管外に出してしまいます。それが浮腫みとなります。

ネフローゼ症候群

腎臓病検査で、尿蛋白プラス、タンパク質の一つであるアルブミン値1dl当たり3.0グラム以下だとネフローゼ症候群だと考えられます。

腎臓病、ネフローゼ症候群では、浮腫みを減らすため塩分の摂取を制限します。

急性腎炎

腎臓病の一つ急性腎炎は扁桃炎、扁桃腺炎の数日後から発病する場合が多いです。中には半年位してから発病する方もいます。
症状としては、発熱、蛋白尿、血尿等が現れます。また浮腫んで血圧が上昇する人もいます。

急性腎炎は、漢方薬での治療効果が高い疾患の一つです。

慢性腎炎

慢性腎炎になると、西洋医学的にも難しい疾患となります。西洋医学の検査を受けながら漢方治療をすると、好転することも多く、全治することも少なくありません。

慢性腎炎にて腎機能が低下してくると、タンパク質等の窒素化合物の代謝物のクレアチニンが上昇してきます。窒素化合物の代謝物には、他に尿酸や尿素窒素があります。
腎臓の機能が低下し慢性腎不全になると、透析をしなければならなくなります。

腎臓病と漢方薬

漢方では、ネフローゼ症候群と腎炎は区別せずに同じ腎臓病として治療していきます。

漢方薬では急性腎炎、慢性腎炎、血尿、タンパク尿、腎機能低下、血圧上昇等、腎臓の状態に合わせた様々な漢方薬が多数あります。

腎臓病、ネフローゼ症候群の漢方改善例から

漢方太陽堂の患者さんの症例をご紹介

ステロイドが減薬出来ました

男性8歳
微小変化型ネフローゼ症候群のご相談の方です。
今回も再発せずに無事に過ごすことが出来ました。ステロイドは隔日2.5ミリグラムまで減量出来ました。ここまで減量できたので、わずかですが背も伸びはじめました。他の薬の量は変更ありません。
元気に学校に通っています。校内マラソン大会では、なんと学年4位という好成績でした。メダルには一歩届かずですが勉強もかなり頑張ってるので、絶対にこの病気を克服したいと強く思っています。ご協力宜しくお願いします。

漢方太陽堂から患者さんへ

こんにちは。ステロイドが少しずつ減ってきているようですね。体質改善も順調に進んでいますよ。
校内マラソンで学年4位。大きな拍手を送ります。お勉強も頑張り屋さんですね。
色んな事が出来るよう、漢方薬でしっかりお体作りをして行きましょうね。

今月も元気に過ごす事が出来ました

男性8歳
今月も元気に過ごす事が出来ました。
本当に久しぶりステロイドゼロです。このチャンスに出来るだけ背が伸びてほしいと思っています。
何とか無事に2年生を終了しました。明日から春休みなので楽しく過ごしたいと思っています。宜しくお願いします。

漢方太陽堂から患者さんへ

ステロイドが無くなったとのこと、良かったですね。このまま安定してくると良いですね。
体質改善は順調に進んでいます。引き続き刺激の強い食べ物や薄荷入りキャンディなど控えめにされて下さいね。また疲れを溜めないようお気を付け下さいね。

腎臓病。体調は良いです

男性71歳
お蔭様で、体調は良いです。
血圧も安定していますし、身体の浮腫みも無くなりました。

漢方太陽堂から患者さんへ

こんにちは。血圧は安定している様ですね。
本日、糸練功による適量診にて、漢方薬分量はまだ減らさない方が良いと思われました。もうしばらく今まで通りお飲み下さいね。

数値が下がっていました

男性68歳
クレアチンの数値が下がっていました。
神経痛も大丈夫みたいです。本人は頑張って漢方を飲むと言っています。宜しくお願いします。

漢方太陽堂から患者さんへ

こんにちは。クレアチニン値が下がり良かったですね。
漢方薬を飲み始めて1ヶ月、手ごたえを感じます。腎臓の機能が少しでも回復する事を願っています。
くれぐれも疲労を溜めない様、ご自愛下さいね。

腎臓病。お陰様で元気にしております

男性74歳
漢方薬お願いします。お陰様で元気にしております。

漢方太陽堂から患者さんへ

こんにちは。元気に過ごされているご様子で良かったです。
糸練功の結果ですが、合数は安定して上がっていましたよ。お薬ですが変更は有りませんので続けてお飲み頂き様子を見て過ごされて下さいね。
ご養生になりますが、もう梅雨になり心臓への負担が増える時期です。ご無理をされずに乗り切りましょうね。
食養生は塩分は引き続き控える様に心掛けて下さいね。