
食養生2。3つの基礎理論から続く
写真は、京都市左京区、鞍馬です。
一物全体
一物を全て食べなさいの教えです。根も葉も実も食べるのです。魚はしっぽも頭も皮も食べます。海老は尻尾に海老のアレルギーを取る物質が40年ほど前に見つかっています。お寿司でも海老は尾ひれが付いてきます。
食養生では、魚は頭が栄養価が高く、その次に尾ひれ、皮、身の順になります。お客様にはお頭付きの魚を出します。魚の皮だけ食べ残しませんか。僕が漢方を習った先生方は既に故人が多いです。でも先生方は、お若いころイワシを内臓ごと食べていらっしゃったのを覚えています。頭も尻尾も残しません。
肉食のライオンは草食動物の内臓から食べます。草食動物の内臓から草を摂っています。
一物全体で全てを食べる必要はありません。人参の根、ホウレンソウの葉、梨の実物を摂っても一物全体になります。
形象薬理
新鮮で寿命の長い物、エネルギーの強い食材を食べます。長生きしたければ寿命の長い物、元気でいたければエネルギーの強い物を摂ります。
生きた物には生気が有ります。死んだ物や保存食には生気がありません。僕が育った鹿児島では病人が回復すると刺身を食べさせます。生きる気を摂ります。僕も含め現代人は保存食の主食が多い場合があります。
主食
主食は大自然・大宇宙が蔵の気と生命を保存する食材です。東洋医学の「冬の蔵」にて春に芽吹く食材です。次世代のためエネルギーを持つ種子、穀類、イモ類です。
枯れず腐れず
野菜は机に置いておくと1週間で枯れます。肉や魚は机に置くと1週間で腐れます。穀類やイモは机に置いても腐れず枯れません。来年の春に次の世代の為の生気のエネルギーを持つ種子、穀類、イモ類です。西洋では小麦、東洋ではお米、アンデスではトウモロコシ、南の島々ではイモ類です。腐れ枯れる食材は副食です。腐れない枯れない食材が主食です。
食養生4。五味へ続く
私がこの記事を書きました
太陽堂漢薬局
薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。






















