食養生2。3つの基礎理論

食養生2。3つの基礎理論
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食養生1、別々の物差しから続く

写真は、京都府嵐山です。

3つの基礎理論

3つの理論は、身土不二、一物全体、形象薬理です。

一つづつ説明していきます。気軽に読んでください。

東洋医学は小学生でも理解できる理論です。邪魔しているのは高校、大学、社会人として付けた知識です。

身土不二

小宇宙である自分の心と身体を大宇宙である環境に合わせて生きていきます。季節もそうです。住んでいるところ、年齢などもそうです。

季節

旧暦で考えます。気温とは異なります。昼が長くなりだしたら陽で養生は散です。夜が長くなりだしたら陰になります、養生は収です。

  • 春は散で「生」「生まれる」です。山菜やタケノコなどの新芽を摂ります。玄米を摂る時期でもあります。春の七草です。
  • 夏は身体の陽気が籠ります。陽気を発汗で出しやすくするため散の葉野菜を多く摂ります。アクや苦みの食材のゴーヤやナスなど降で身体を冷やします。脱水を防ぐため酸味の果物を摂ります。夏は散で「長」「成長」です。
  • 秋は夏に溜まった身体の熱を摂ります。少しアクのある秋ナスや柿を食べます。冬に備え根物、種物、穀類を増やしていきます。
  • 冬は身体の陽気が不足します。陽気を漏らさないよう散の葉野菜を減らします。根物、種物、穀類を摂ります。冬は収で「蔵」です。

北海道と沖縄では気温が違います。温度差があります。恒温動物の人間は一定の体温を保つため発汗の度合いが異なり発熱のカロリーが変わります。住むところが異なれば食が変わり生活が変わって当たり前です。

生命は周囲の環境に合わせ進化し成長してきています。人間の移動距離は60Km程だと言われます。身土不二は60Km範囲の物を食べなさいと言う事でもあります。海岸には魚毒を消す柑橘類が出来ます。内陸部には肉毒を消すリンゴが出来ます。人間は環境と言う大宇宙に生かされている小宇宙です。僕らは先祖が食べたことが無い物には抵抗力が無いです。

栄西禅師の喫茶養生記には「一切の食は甘を性となしたる也」食の中心は甘であり穀であると書かれています。

食養生3。一物全体・形象薬理へ続く

私がこの記事を書きました

太陽堂漢薬局

薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。

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