本草学1、東洋医学の思想

本草学1、東洋医学の思想

写真は、福岡市博物館の恐竜展に展示してある竜歯です。

本草学とは

本草学は漢方薬の原料となる生薬の理論です。現代薬理学の基礎薬理学に当たります。

  1. 入薬。
  2. 乾燥修治。
  3. 六陳八新。
  4. 五味。
  5. 気味の厚薄。

他に五色、修治などの理論が本草学にはあります。修治に関しては「原料の生薬、6通りの下ごしらえ」を参考にしてください。

形象薬理学

本草学は形象薬理学が基本です。薬効は形象薬理学を基本とし上記の理論を総合し判断します。

食養生と本草学は同じ理論です。食養生も本草学で考えると分かりやすくなります。食養生の似臓補臓の理論も形象薬理学です。

東洋医学の思想

以前、私は県の薬用植物園の講師を20年ほどしていました。木漏れ日の中、同じ土地に瀉剤の黄連と補剤の薬用人参が育っている場所が在りました。通常は相火の瀉剤は日の当たる所、相火の補剤は日陰に育ちそうです。黄連と薬用人參は君火だったのです。相反する薬効の植物が同じ土地で育つ姿を見て感激したのを覚えています。

またこの地球上で生まれた病はこの地球上の物で良くなる考えも本草学から来ています。

本草学2、入薬へ続く

私がこの記事を書きました

太陽堂漢薬局

薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。

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