顔面麻痺や物が2重に見えるなどの後遺症が残る
鼻水が出てくる為、風邪かと思っていたが、次の日から目が動かなくなってしまった。ギランバレー症候群と似たような症状が出る眼科性の麻痺の一つと分かった。症状は5ヶ月から6ヶ月程で出なくなり、再発も無いとの事だが、顔面麻痺や物が2重に見えるなどの症状が残る事があり、体質改善に漢方治療をされた。この方の脾虚改善に用いた煎じ薬は脳卒中に用いる漢方薬の元となる薬方になり、後世方の医家により名前を変え、若干の薬味を変更した古くからある漢方処方だった。