漢方コラム

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誰でも出来る糸練功

2021年1月7日。写真は北海道留寿都。イゾラ山頂から観た洞爺湖です。医療気功の糸練功今から30年程前、膝関節が腫脹している患者さんの漢方治療している時です。腫脹している膝に手掌を近づけると、触れていないのに熱を感じました。手背では感じませ...
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病と東洋医学の体質

2021年1月5日。写真は長崎県平戸市生月島、サンセットウェイです。東洋医学に於ける肌の色東洋医学の望診で診るポイントに肌の色が有ります。日焼けではなく地肌が黒い人は、後世方の一貫堂医学の解毒症体質の方が多いです。解毒症体質には、温清飲、柴...
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漢方よもやま話

2020年12月26日。写真は平戸市、ザビエル記念教会と寺院が融和する平戸独特の風景です。歯周病と漢方30代の頃、飲み友達が「歯茎が腫れて痛い、歯医者さんに行ってるんだけど」と言いながら一緒に飲んだことがあります。糸練功で診ると排膿散及湯証...
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心の病

2020年12月18日。写真は長崎県佐世保市、九十九島です。奔豚病、漢方では東洋医学には奔豚病と言う病態が有ります。漢方の古典、金匱要略には「奔豚は気上がって胸を衝き、腹痛、往来寒熱す。奔豚湯之を主る」と有ります。往来寒熱は少陽病の熱型の特...
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誰でも判る望診

2020年12月9日。写真は滋賀県、長浜城です。漢方の診察方法は四診です。望診、聞診、切診、問診の4つです。この中で目で見て判断するのが望診です。爪の望診今日は望診で爪の診方をご紹介します。ご自分の爪を診てみて下さい。爪の成長は半年爪は伸び...
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本草綱目の食養生

薬味の働きは本草綱目を始めとする東洋医学の薬理学書を参考にしています。薬味、食材ごとの働き。紫蘇。除寒。身体を温め寒さを除きます。胃腸の弱い人の風邪に、漢方では紫蘇を入れた香蘇散や参蘇飲を使用します。
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食材の特性

2020年11月27日。写真は石川県、兼六園。冬支度、雪吊りです。お米、蕎麦、塩お米 もち米は、温でエネルギーが大きく、体力が落ちている時などに合います。風邪などの時に作るお粥や重湯は、もち米の方が効果が良いです。 白米は平。 玄米は、涼で...
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食養生の食材の応用を病へ

八綱分類東洋医学の理論の中に五気と言う概念があります。五気は食材や漢方薬が身体を温めるか冷やすかの目安です。熱、温、平、涼、寒の五段階に分けます。八綱分類と言う体質や病態を見分ける理論が有ります。 五気である寒熱。 水分の状態である燥湿。 ...
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失われた採取時期と漢方名

2020年11月7日。写真は高野山です。薬膳、薬酒の素材東洋医学の薬理学書に神農本草経と言う古典があります。その中に365種の薬材、食材が記されています。薬材、食材は上薬、中薬、下薬の3種に分類され記載されています。上薬、中薬、下薬上薬。1...
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食養生は食文化

2020年11月2日。写真は福岡市、シーサイド百道の夕陽です。西洋の食文化今回は西洋に残されている食養生、食文化の記録を幾つかご紹介します。 旧約聖書のダビデの詩篇51。「ヒソップで吾の罪を清めよ。吾が身が雪より白くなる様に洗え」。ヒソップ...
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薬酒の勧め

2020年10月30日薬酒は食養生薬酒は何千年も続いてきた東洋医学の食養生であり治療法です。紀元200年頃に書かれたとされる黄帝内経素問、湯液醪醴論には 「上古の時代。病人のため重湯と濁酒を万一のために備えた。」精神的にも肉体的にも無理のな...
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間違いやすい食養生

2020年10月17日唐辛子の食養生唐辛子を食べると発汗します。それ故に唐辛子は発汗し身体を冷やすため寒と間違われる場合が有ります。温かい地域で唐辛子を食べると身体を温めるため、発汗します。発汗するため身体の熱が奪われます。逆に非常に寒い地...