太陽堂漢薬局

漢方理論

1300年以上続く日本独自の医学。誰でも分る要点

漢の時代の方、漢方です。漢方において、日本の古方派の古典である傷寒論雑病論は、約1800年前に書かれました。また東洋医学の病因、病理理論である黄帝内経は、2200年前の馬王堆医学の五臓六腑理論が基礎となっています。それから400年後に六臓六...
漢方理論

医療気功。糸練功、5つの技術を知る

糸練功と東洋医学 太陽堂では患者さんの病態をより正確に把握する為、四診である問診、望診、聞診の他に、医療気功であり経絡の気の流れを観る糸練功を駆使し、患者さんの漢方の現在の体質と病態の証を把握、判断していきます。 糸練功を駆使することより、...
漢方理論

4種の診察法

漢方の診断は、四診。望診、聞診、問診、切診の4つの診察方があります。更に日本では古方派の素晴らしい腹診があります。太陽堂漢薬局では、医療気功の糸練功は切診の変わりに使われています。太陽堂漢薬局では、4種の診察法にて患者さんの気血水の病因、三...
漢方理論

原料の生薬、6通りの下ごしらえ

薬草である漢方薬は、食材と同じです。産地や質で味も香りも色も異なります。当たり前のことですが効果も異なります。伝統医学では、原料である生薬の見立てから始めます。原料生薬は、目で五色の色を、鼻で五気の香りを、舌で五味の味を鑑別します。代々師匠...
漢方理論

食養生、大事な2点

医食同源 医食同源は、医は三分、食は七分です。医は漢方治療であり、食は食養生を中心とした養生法です。 東洋医学の古典、黄帝内経素問の四気調神大論第二には、季節に合わせての生活養生方の基本が記載されています。一例として、夏は太陽が昇る前に起床...
漢方理論

病の性質と虚実の3つの診断について

東洋医学の概念漢方と寒熱 東洋医学で言う熱は、西洋医学で言う熱ではありません。たとえ40度の高熱があっても患者さんが寒いと感じれば漢方医学の寒に当たります。 体温の上昇が熱ではありません。逆に平熱や体温が低下している時でも口渇や火照りを感じ...
肝炎、腹水、胆石、胆砂

脂肪肝

脂肪肝の原因と漢方治療。血液が粘っこくなりその結果は動脈硬化や血栓が出来やすくなり心筋梗塞や狭心症を起こしやすくなります。また血糖値が上昇することによりヘモグロビンA1cが大量に造られ、更に血栓症が進行します。
婦人病

生理不順

生理不順の原因と漢方。経血量の減少等の周期、期間、経血量が乱れた状態、広い意味で無月経も含まれます。初潮後数年間または更年期の時期に見られる事が多いです。原因は卵巣機能の異常や血管運動系、ストレス等が考えられ複雑に原因がある事もあります。
身体の痛み

三叉神経痛

三叉神経痛の原因と漢方治療法。顔面には頭蓋骨から3つの神経が出ている穴があります。この3つの神経が障害される疾患です。人間の身体で最も痛みが強いと言われる病気の一つです。冷たい風が当たっても激しい痛みで苦しむこともある位です。
身体の痛み

肋間神経痛

肋間神経痛の原因と漢方薬。背中から出て胸腹部に分布する末梢神経の痛みで神経そのものを痛めて起こる場合と脊髄を痛めてその影響から起こる場合もあります。背骨のゆがみや不自然な姿勢や骨折や亀裂や帯状疱疹やヘルペス等その他内臓疾患など原因は様々です。
その他の精神神経症

パーキンソン病、本態性振戦

パーキンソン病、本態性振戦の原因と漢方薬。中脳黒質のニューロンが脱落し黒質線条体の働きが低下した病態で老化により生じるため120歳になると理論的には誰でもなります。進行すると箸を持つことも困難になり仕事や日常生活など歩行に影響が出てきます。
高血圧、脳梗塞、脳卒中

脳卒中

脳卒中の原因と漢方治療。急激な脳動脈の血行障害により生じる麻痺や運動障害や意識障害を起こす病態の総称です。症状としては呼吸が大きくなる、イビキをかく、大小便の失禁や欠伸や嘔吐等があることがあります。