かけ橋

がん、悪性リンパ腫

病院で診断を受け、余命3ヶ月と言われた

来局時、82歳。病院で診断を受け、余命3ヶ月と言われたとの事。漢方でどうにか出来ないかとの相談。現在、ホンバン錠と前立腺肥大による排尿障害に対しハルナルを服用中である。前立腺肥大には病院の薬を継続して服用するよう指示し、太陽堂漢薬局では免疫力をつける治療に専念する事とした。
その他の精神神経症

激しい発作を繰り返す女の子

当時9歳の女の子がお母さんに連れられ来局された。女の子は激しい発作を繰り返しているとの事。西洋医学の治療を続けているが発作が止まらず、この子の将来を心配され漢方治療を希望された。糸練功で確認すると、胆の強い瀉を確認。心包と大腸にも瀉を確認。胆瀉を改善する煎じ薬を、心包瀉に対し脳内電圧を発散する丸剤を投与する。
痔核、痔ろう、脱肛

肛門が出ていて痛く、中に入らなくなってしまった女性

肛門が出ていて痛く、中に入らなくなってしまった女性より相談を受けた。相談を受ける3年位前にも肛門の痛みが出ていたとのこと。糸練功で確認した所、原因となる肛門の瘀血の反応を確認する。痛みを取る為の煎じ薬を選薬し、原因となる肛門の瘀血には、瘀血改善剤を選薬し養生と共に様子を見て貰う事とした。
痔核、痔ろう、脱肛

出産後より肛門が出て、排便の時は必ず脱出

患者さんは出産後より肛門が出て、排便の時は必ず脱出するそうである。出血と痛みが酷いと訴えられる。問診の結果、血圧は最高血圧96、最低血圧50、低血圧症である。生理は順調で生理痛も無い。冷たい物を摂ると下痢をし易い、あまり汗は掻かないそうである。舌診では薄い白苔があり、やや湿り太陰病位を窺わせる。
精神神経症

左手と口唇左側が麻痺した男性

左手と口唇左側が麻痺した男性の相談を受けた。3月末より麻痺が生じ、4月より1ヶ月程入院したが麻痺は改善しなかった。病院では脳卒中の疑いで検査されたが原因が分からないとの事である。問診を行うと、軽度の不整脈が有る以外に特別な特徴が無い。望診上は虚実中間よりやや虚証、痩目で年齢にしては筋肉に締まりがある。糸練功で麻痺の部分を調べると0.5合に異常がある。また同じ合数に五志の憂が一致する。他にこれと言った異常は見つからない。
心臓疾患

症状が再悪化、胸痛を訴えられ3ヵ月後に再手術の予定

患者さんは3年前、フーセン治療の手術を行っている。しかし今年4月より症状が再悪化、朝方運動時に胸痛を訴えられる。3ヵ月後に再手術の予定である。病院の検査では冠状動脈が石灰化しているとの事。バファリンCとパナルジンの投薬を受けている。眼瞼は充血、水分の摂取が多く降圧剤を服用中。舌下静脈は怒張。糸練功で調べると心経陽証1合3プラスに心筋梗塞の激痛を捉える上焦の水毒証。
身体の痛み

鍼や整形外科の治療で改善しない

左足の横に痛みがあり、病院では椎間板の軟骨が2箇所磨り減っていると言われ、脹脛や腰の痛みが併発している女性からの相談。健康に気を使われ歩く様に心掛けており、マッサージも行っている。服用しているお薬は無く、カプセルの黒酢を飲んでいるくらいと言われていた。
肝炎、腹水、胆石、胆砂

手掌紅斑が出ているのは進行し肝硬変になりかけ

ある婦人から相談を受けた。軽度の手掌紅斑もあった。手掌紅斑が出ているのは進行し肝硬変になりかけている状態と思われる。肝臓の炎症が続くと肝機能が低下し、女性ホルモンを解毒代謝する能力が落ちる。代謝し切れない女性ホルモンは血液中に残り、手掌紅斑として現れる。肝臓の炎症をとり肝臓機能を回復させる漢方薬と、抗ウイルス作用が期待出来る保険食品をお飲み頂くこととした。
眩暈、耳鳴り

眩暈の発作に苦しんでいるご婦人

娘さんのパニック障害が良くなられたので、私も良くして欲しいとお母様が相談に来られた。元々C型肝炎があり、眩暈の発作に苦しんでいると訴えられる。この患者さんの地区はC型肝炎の方が異常に多く、何らかの原因があると推測される地区である。
身体の痛み

頭痛で20歳の頃から苦しんでいる

太陽堂漢薬局で子宮内膜症性卵巣嚢胞、チョコレート嚢胞の治療を行い、改善された方からご相談を受けました。チョコレート嚢胞は、東洋医学では瘀血として捉え、瘀血を改善する漢方薬の服用を続ける事で改善する事が出来ます。糸練功でお調べした所、裏寒の証を確認しました。この証は、腸を中心とした内臓の冷えが強い方に多く見られる証になります。
消化器の病

絶え間ない胸焼けに苦しむ女性

1947年生、女性。患者さんは、絶え間ない胸焼けに苦しんでおられた。1年ほど病院に通い治療をしたが改善しなかった。知り合いに紹介されたとの事で漢方治療を希望し来局された。舌は白苔がありやや乾、軟便がち。余り汗が出ず、やや不眠がちである。少陽病中間からやや実証と思われる。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

背中は酷く髪の生え際より首筋、お尻の上まで無数の丘疹

患者さんは病院に勤務する女性。顏には無く、上半身の胸と首筋と背中です。特に背中は酷く髪の生え際より首筋、そして背中へと、お尻の上まで無数の丘疹がびっしり出ています。今までの経験では、女性特有のホルモンバランスの崩れが原因の場合が多い様です。問診をすると7、8年前の16、17歳位から出ていたそうです。夏は恥ずかしくて水着にもなれなかったと仰います。