病院で診断を受け、余命3ヶ月と言われた

がん

転移が見られるがんと骨髄腫。かけ橋掲載分

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再手術を拒否した卵巣がん

1936年生、女性

一昨年秋、卵巣がんにて右卵巣を摘出後、8ヶ月間抗がん剤治療を受ける。昨年9月、左卵巣と子宮に転移がみられ、再手術を勧められるが、本人が拒否。現在、治療は受けずに内診とレントゲン、血液検査だけ受けているとの事。漢方薬を服用したいとの事で相談があった。

漢方薬の服用を希望

糸練功で調べると、肝臓、左肺下部、右骨盤にも弱いが反応を確認。左小腸の腑、2合、4プラスに強い反応あり。

2月2日

免疫を高め腫瘍と戦う力をつける粉剤、ポリープ等の塊を取る働きのある粉剤、ミネラル豊富な粉剤、合わせて3種類の粉剤を投与。養生として餅米、砂糖、唐辛子を禁止する。

5月16日

病院の検査で正常に成ったと、喜ばれての報告。糸練功の結果では8合プラスマイナス1で、まだまだ改善途中である。がんの腫瘍マーカーは、5月2日CA54/61、31。正常値は20以下。

8月11日

CA54/61、23。CEA2.1。CA125、6.7。何れも正常内、若しくは正常に近い状態となる。

その後も漢方治療を続け、翌年12月1日、がんの腫瘍マーカーは、CA54/61、10。CEA1.5。CA125、1.0と完全に正常と成る。今度の正月はお餅を食べられると、本人は大喜びである。

明けて、1月20日

糸練功の結果でも半年以上10合プラスマイナスが続いている為、治療終了とする。

約3年近い治療となったが、本人も指導を良く守り、頑張ったのが良い結果に結びついたのだと思う。

病院の治療で改善しない多発性骨髄腫

1919年生、女性

骨髄腫で病院の治療を受けている患者さん。

10月16日の検査で白血球26、正常値は35から97。赤血球244、正常値は370から510。血小板7.6、正常値は14から37.9であった。その2週間後、白血球9、赤血球200、血小板4.7まで急激に悪化。相談に来られる。

医療気功の糸練功で調べると

東洋医学の脾の臓、造血異状。小腸の臓、悪性度。腎の臓、悪性の勢いの異状。が各々確認される。薬方は脾の臓に精神不安に対する煎じ薬、小腸の臓に免疫を高め腫瘍と戦う力をつける粉剤、鎮静作用のある粉剤を選択決定し投薬する。

漢方治療開始数日後。11月2日

白血球5、赤血球180、血小板3.9。更に悪化。最悪の状態である。漢方薬の効果はまだ出ていない。

漢方治療開始2週間後。11月13日

白血球9、赤血球228、血小板6.5。急激に改善が始まる。

漢方治療開始1ヵ月後。12月4日

白血球15、赤血球228、血小板15.5。順調に改善が進んでいる。

漢方治療開始2ヵ月半後。1月15日

白血球29、赤血球279、血小板21.3。ほぼ正常値に近く、もう少し所まで改善。他の臨床検査値も各々改善。正常又は僅かな異常を残すのみと成った。

医療気功の糸練功で調べた結果も相談時は、脾の臓1合が7合、小腸の臓3合が8合、腎の臓2合が7合に順調に改善してきている。完全治癒まで頑張るよう指導し、現在も漢方治療を継続中である。

大腸がんの主婦、リンパにも転移

1940年生

知り合いの先生の紹介で来局された患者さんです。大腸がんで手術をされ切除できる所だけは取ったとの事。しかし担当医からは「周囲のリンパにも転移しており、もう難しい」と言われたという。来局時は抗がん剤も含め治療を全て中止していた。

免疫力を上げる漢方薬。大腸の炎症を取る為の煎じ薬。

医療気功の糸練功で調べると現状は3合3プラスの状態である。その他大腸の炎症が4合1プラスにある。薬方は、免疫力を上げる目的で免疫を高め腫瘍と戦う力をつける粉剤を1日2包、腫瘍縮小を目的とする錠剤を1日10錠、大腸の炎症を取る為の煎じ薬を3分の1量とする。

7ヵ月後、患者さんは「体調が良く、太ってきた」との事。またCT検査の結果、ポリープも無く、がんも消失しているとの事。

まだ完全とは言えない状態

糸練功で調べると、がんの状態は10合プラスマイナス1でまだ完全とは言えない状態である。大腸の炎症が改善したので煎じ薬を中止し、薬方を免疫力を上げる粉剤1日1包、ポリープ等の塊を取る働きのある粉剤を1包に変更する。

漢方治療開始より11ヵ月後

カメラの検査で胃、大腸にがんもポリープも無い事が確認される。

漢方治療開始より13ヵ月後

血液検査の結果、CEA2.8、AFP3.6、CA19-9、0.2以下、SCC0.2で腫瘍マーカーも正常となる。その後再発防止の為、1年間服薬し治療終了となった。

この患者さんは食事指導も良く守り、ご家族の理解もあり精神的にも安定して治療に専念出来たのが、良い結果に繋がったのだと思われる。

前立腺がんで余命3か月の男性

1914年生、男性

来局時、82歳。病院で前立腺がんとの診断を受け、余命3ヶ月と言われたとの事。漢方でどうにか出来ないかとの相談。

現在、前立腺がん治療剤ホンバン錠と前立腺肥大による排尿障害に対しハルナールを服用中である。自覚的訴えとしては、痛みが腰より左脇腹にかけてかなり強い。

かなり進行している様である

糸練功で調べると、がんの部分は1合4プラスとかなり進行している様である。前立腺肥大は4.5合2プラス腎虚、脾虚証でまだかなり余裕がありそうにみられる。

前立腺肥大には病院の薬を継続して服用するよう指示し、太陽堂漢薬局ではがんに対する免疫力をつける治療に専念する事とした。薬方は痛みを取る目的で、心身の緊張を緩める漢方薬1日3回毎食前。免疫力強化目的で、免疫を高め腫瘍と戦う力をつける粉剤1日2回朝食間と寝る前投与とする。

痛みが減少し尿も出易くなった

14日後。喜んで来局され、痛みが減少し尿も出易くなったとの事。その後3ヶ月服用し、来局されなくなった。余命3ヶ月と医者に言われていたので亡くなられたと思っていた。

その後1年余りしてから患者さんの娘さんが来局され「漢方薬を3ヶ月服用し検査したところがんが縮小していた」との事。また「あれから痛みも無く元気で動き回っている。本人は又悪くなったら太陽堂漢薬局の漢方薬を飲めば良いと言っている」との事。

わずか3ヶ月の服用でがんが完治するはずも無いが、この様な急速な改善をした事は驚きである。