かけ橋

脳梗塞

2ヶ月前に発作を起こし、1ヶ月前まで入院

2ヶ月前に発作を起こし、1ヶ月前まで入院していた。顔が赤く発色し、舌には白苔があり、内熱が窺える。現在の症状は降圧剤ノルバスクを服用した状態で最高血圧130、最低血圧80。便秘が有りプルゼニドを服用している。不眠症が有り、発作後より、ふらつきと右膝下から右足指先へ痺れがあるとの事。アスピリンを服用している。
自律神経失調症

安定剤の投薬を受けているが、良くならない

不定愁訴を訴えての相談を受けた。現在病院で安定剤の投薬を受け服用しているが、良くならないとの事で相談に来られた。患者さんは多彩な症状を訴えられた。不眠症、両方の肩こり、立ち眩み、足がガクガクする、疲労感、車を降りると動悸がするなどである。生理痛があり、便秘がちである。手掌は発汗し交感神経の興奮が強いと思われる。また朝方は調子が悪くううつ証に特異の日内変動が見られた。
卵管狭窄

妊娠不可能と言われた婦人が妊娠

不妊症の相談を受けた。相談時37歳の女性である。結婚して9年になるが妊娠しないとの事。病院での検査では卵管が狭く妊娠しないと診断を受けたそうである。その後、婦人科で治療を受けているが現在まで妊娠していないとの事。患者さんは中肉中背、色白。漢方太陽堂では今まで卵管問題で妊娠不可能と言われた人を多く妊娠させている。この脾の異常は卵管に異常が有り妊娠しない人に共通の反応である。
不妊症

卵子の膜が厚く強すぎる

婦人科で検査治療しているが妊娠しないとの事である。婦人科の検査では、卵子の膜が厚く強すぎるため妊娠しないそうである。問診すると生理周期は21日から24日と短く、生理痛も強い。肌荒れがあり、瘀血が疑われる。
がん

肝機能改善目的で肝細胞の破壊を止める煎じ薬

B型C型混合肝炎に肝臓がんが出来た主婦の方。検査数値上では肝硬変もあるようである。がんに対しては手遅れで抗がん剤の服薬もできない状態との事。糖尿病もありインシュリン16単位を注射している。初回、肝機能改善目的で肝細胞の破壊を止める煎じ薬、がんに対する免疫力増強目的で菌糸体製剤。腫瘍に対しポリープ等の塊を取る働きのある粉剤を投与。
がん

病院で診断を受け、余命3ヶ月と言われた

来局時、82歳。病院で診断を受け、余命3ヶ月と言われたとの事。漢方でどうにか出来ないかとの相談。現在、ホンバン錠と前立腺肥大による排尿障害に対しハルナルを服用中である。前立腺肥大には病院の薬を継続して服用するよう指示し、漢方太陽堂では免疫力をつける治療に専念する事とした。
てんかん

激しい発作を繰り返す女の子

当時9歳の女の子がお母さんに連れられ来局された。女の子は激しい発作を繰り返しているとの事。西洋医学の治療を続けているが発作が止まらず、この子の将来を心配され漢方治療を希望された。糸練功で確認すると、胆の強い瀉を確認。心包と大腸にも瀉を確認。胆瀉を改善する煎じ薬を、心包瀉に対し脳内電圧を発散する丸剤を投与する。
痔核

肛門が出ていて痛く、中に入らなくなってしまった女性

肛門が出ていて痛く、中に入らなくなってしまった女性より相談を受けた。相談を受ける3年位前にも肛門の痛みが出ていたとのこと。糸練功で確認した所、原因となる肛門の瘀血の反応を確認する。痛みを取る為の煎じ薬を選薬し、原因となる肛門の瘀血には、瘀血改善剤を選薬し養生と共に様子を見て貰う事とした。
脱肛

出産後より肛門が出て、排便の時は必ず脱出

患者さんは出産後より肛門が出て、排便の時は必ず脱出するそうである。出血と痛みが酷いと訴えられる。問診の結果、血圧は最高血圧96、最低血圧50、低血圧症である。生理は順調で生理痛も無い。冷たい物を摂ると下痢をし易い、あまり汗は掻かないそうである。舌診では薄い白苔があり、やや湿り太陰病位を窺わせる。
自律神経失調症

左手と口唇左側が麻痺した男性

左手と口唇左側が麻痺した男性の相談を受けた。3月末より麻痺が生じ、4月より1ヶ月程入院したが麻痺は改善しなかった。病院では脳卒中の疑いで検査されたが原因が分からないとの事である。問診を行うと、軽度の不整脈が有る以外に特別な特徴が無い。望診上は虚実中間よりやや虚証、痩目で年齢にしては筋肉に締まりがある。糸練功で麻痺の部分を調べると0.5合に異常がある。また同じ合数に五志の憂が一致する。他にこれと言った異常は見つからない。
その他の循環器疾患

症状が再悪化、胸痛を訴えられ3ヵ月後に再手術の予定

患者さんは3年前、フーセン治療の手術を行っている。しかし今年4月より症状が再悪化、朝方運動時に胸痛を訴えられる。3ヵ月後に再手術の予定である。病院の検査では冠状動脈が石灰化しているとの事。バファリンCとパナルジンの投薬を受けている。眼瞼は充血、水分の摂取が多く降圧剤を服用中。舌下静脈は怒張。糸練功で調べると心経陽証1合3プラスに心筋梗塞の激痛を捉える上焦の水毒証。
腰痛

鍼や整形外科の治療で改善しない

左足の横に痛みがあり、病院では椎間板の軟骨が2箇所磨り減っていると言われ、脹脛や腰の痛みが併発している女性からの相談。健康に気を使われ歩く様に心掛けており、マッサージも行っている。服用しているお薬は無く、カプセルの黒酢を飲んでいるくらいと言われていた。