かけ橋

呼吸器の病

5年ほど前から発作が出だしたという男性

5年ほど前から発作が出だしたという男性の相談を受けた。漢方相談中も苦しそうである。夏は発作が出なかったとの事。通常は病院からの気管支拡張剤を服用、発作時はステロイド剤の吸入をしているとの事。身長166センチメートル、体重80キログラム、高血圧気味で、顏はやや紅潮している。水分摂取量が多く発汗も多い、二便正常。舌診は白苔あり乾湿中間、歯切痕あり。少陽病の水毒が窺われる。既往歴に扁桃腺肥大がある。発作時は痰が少なく息苦しいとの事。
身体の痛み

整形外科では背骨石灰沈着との診断

50歳代の腰部分の腫れを訴える女性の相談を受けた。数日前から痛みがあり、腰背骨部分の一部がボコっと膨れてきたとの事。整形外科では背骨石灰沈着との診断を受け、石灰沈着しやすい体質だから、骨粗鬆症に気をつける様言われたとの事。20年来の花粉症治療も並行して行う事を希望された。最初に当店で漢方治療を始めたお母様が見違える程に元気になり、自分も体力強化に目下努力中との事。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

全身に発赤と強い痒みが出る

乳製品を摂る事で赤く発疹が出てしまい、痒みが出てしまう女の子のお母様から相談を受けた。食事に気を付けているが症状が出てしまう事から、乳製品以外のアレルギー源が無いかチェックした。ヒスタミン様食物群、チラミン様食物群が全般にアレルギー症状が出てしまう反応を糸練功で確認し、2種類の成分を含む食物類も同時に控えて頂いた。3ヶ月した頃にはアレルギーの症状は出なくなっていた。お母様が食事の事をとても気を付けられた事もあり、症状として酷くなる前に抑えられた事と、症状が出る食物を糸練功にて調べた事で、治療は順調に進んだ。
後縦靭帯骨化症

頚椎手術で改善せず、首から肩への痛みと凝りが強い

40代後半の婦人より相談を受けた。足がだるく、背中が痛い。背中の痛みは骨化周辺の骨の損傷によるものと筋肉の凝りからきているように思われた。問診と糸練功により漢方薬を選薬。漢方薬と併せて、ストレッチをする事をお勧めした。漢方薬を飲み始めて2ヶ月後、背中の痛みが日によって肩や腰、右足へと変わるとの事。患者さん自身は骨化からではないかと心配なご様子だったが、糸練功にて少陽病位の水毒証を確認。自律神経のアンバランスではないかと思われた。自律神経を整える漢方薬も追加。
その他の精神神経症

両手の振るえがあり、緊張しやすい

手の振るえが両手、特に左手にがあり、緊張しやすいという事で初来局。症状を伺うと、不安や緊張を感じると振るえや動悸が強く出やすいという事でした。お仕事上、生活リズムが不規則になる事もあり、なかなか疲れが取れないという事でした。また病院から処方されている抗癲癇薬を服用中です。
痔核、痔ろう、脱肛

肛門全体が腫れ、肛門の一部が盛り上がる

症状は排便時に軽い出血及び突出。戻す時は痛みがあり、その痛みが持続するという事でした。最近になって痛みがかなり強くなり、以前から歩く運動も出来ない状態なので、完治を目指したいと仰っていました。糸練功でチェックした所、主な原因として考えられる証を確認しました。症状が出てから油物やお酒も控えているという事でした。それでもお酒はほぼ毎日飲んでいるとの事でした。
その他の皮膚病

せめて顔だけでも、子供を想うご両親のお気持ち

病院で診断された男の子の相談を受けました。お手紙には痒みや痛みなど全く症状はなく、ただ色が抜けて白くなっているという事でした。部位は左眼、右眼周囲、さらに頭皮の白斑部からの髪の毛も白いという事でした。せめて顔だけでもどうにかなればという子供を想うご両親のお気持ちが切々と伝わりました。年齢が低い程、進行は早い傾向にありますが、この方の患部の広がり方は一進一退でした。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

手首の湿疹が酷くなり、腕全体が腫れあがりかぶれる

数年前より、夏場を中心に腕に痒みが出るという女性の相談を受けた。特に、この一年は手首からの湿疹が酷くなり、腕全体が腫れあがるほどかぶれるとの事。病院で保湿剤とステロイド軟膏による治療をし、症状はかなり改善されたものの、完全にとれたわけではなく手首などが痒い状態が続いている。
婦人病

妊娠5週目で流産、その後の無月経

2006年8月に妊娠5週目で流産。それから生理が来ない。流産後の無月経が気になられているご様子だった。婦人科での不妊症治療はお休みして、しばらく漢方薬で体質を整えて行きたいとの事。糸練功にて確認後、瘀血改善剤と血虚改善剤をご服用頂いた。3ヵ月後、婦人科の検査では卵管、ホルモン数値とも大きな問題は無いとの事。然し、まだ生理がなくイライラしているご様子だった。
身体の痛み

前にかがむのも痛くて靴下も履けない

最初は、左腰の骨盤の後ろからズキズキするような痛みから始まり、今は、痛みが左の足膝まで広がってきたと言う。天気の悪い日は特に痛くて殆ど動けず、前にかがむのも痛くて靴下も履けないとの事。初診から1年後、湿度が高くなると腰が重だるくなるものの、リハビリをすると感覚が戻られる。再発防止力を高めるため、煎じ薬へ切り替える事とした。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

肌荒れを治そうとエステに通った所、余計に悪化

20代後半の女性から相談を受けた。18歳の頃、ダイエットの影響で生理が止まった経験がある。肌荒れを治そうとエステに通った所、余計に悪化した。皮膚科に通院中だが、体の中からの改善が必要と思い、来局された。
がん、悪性リンパ腫

脾臓全摘、膵臓半分摘出。3ヵ月後大動脈のリンパがん再発

十二指腸、胃、脾臓全摘、膵臓半分摘出。3ヵ月後大動脈のリンパがん再発。手術後7ヶ月経ち来店されました。抗がん剤の副作用や疲れがきつく体力が無いとの事。再発防止の為に漢方薬を希望され来局されました。糸練功で確認、病院治療は上手く行っていると思われ、免疫アップの治療を3、4ヶ月続け、その後様子をみて体力回復の漢方治療と並行して行く事としました。