かけ橋

耳鳴り

いつも高音の音が鳴っていて随分お辛そうな様子

婦人から相談を受けた。寝ている時に天井がぐるぐる回る眩暈があり、右耳に閉塞感がある。静かな時は、いつも高音の音が鳴っていて随分お辛そうなご様子だった。問診と糸練功の結果、東洋医学的な見解として、眩暈は胃寒、内臓の冷えが原因で、他は気滞が原因と思われた。
腎臓病

来春には人工透析になるかもしれないとの事

50代の婦人。進行が早い為、来春には人工透析になるかもしれないとの事だった。貧血など他の症状もあったが、漢方治療を進める事とした。漢方薬服用1ヶ月後、検査数値が改善傾向。更に4ヶ月後、クレアチニン、尿素窒素、尿酸値等全ての値が下がってきた。大きな奇跡が起きたと泣いて喜ばれていた。
高血圧症

経営者や管理職によく出現する体質の高血圧症

今から20年程前、会社を経営する男性から手掌汗の相談を受けた。漢方薬を1年間服用の後、手掌汗は改善された。それから7年後、高血圧の相談を受けた。最高血圧130、最低血圧が高く90の状態。高血圧症に確認した証は、経営者や管理職によく出現する体質である。ストレス性の高血圧で、最低血圧が高くなるのが特徴である。
痔ろう

肛門周辺にしこりがあり、膿や血が出る時がある

肛門周辺にしこりがあり、膿や血が出る時がある。病院へは行っていないが相談だった。糸練功で慢性化した化膿の状態を確認する。調べてみると、化膿の状態が出現していた。肛門内部に化膿層が拡がり、膿の通り道となるろう管が出来る疾患である。内部に拡がるほど抗生物質が効きにくくなり、外科的な手術でしか治す手段がないとされている。
花粉症

中学生の頃から患っていて長く苦しまれていた

30代の男性より相談を受けた。中学生の頃から患っていて長く苦しまれていた。東洋医学では水毒の状態である。もう少し細かく分類すると、溢飮の状態になる。溢飮は名前の如く、水分が多く溢れている。涙、鼻水、痰、汗、浮腫等。加えて溜飲、胃内停水を呈している場合もあるのだが、その場合は水毒がかなり強い状態になる。漢方治療では、小青竜湯や苓甘姜味辛夏仁湯を用いて溢飮を改善する。
パニック障害

発作的な頭痛と冷や汗と吐き気

当時50歳の男性の相談をお受けした。精神的にも非常に苦しまれたと言われる。病院で診断されたそうである。東洋医学では五志の憂の一つとして治療をしていく。糸練功で確認すると膀胱経絡病1合4プラスで五志の憂を確認。通常で1合のため、発作時は0合から1合まで下がると思われる。
冷え性

夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える

朝方の血圧が高い婦人から相談を受けた。顏は火照るのだが、夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える。その他、心臓肥大、動脈硬化も併発されている。東洋医学的に、朝方の血圧上昇と脳動脈硬化は釣藤散証の特徴である。釣藤散は、動脈硬化を改善する漢方薬として学会報告がされており五志の憂が原因となる。
不妊症

自然妊娠を望んでいる

30代婦人より相談を受けた。自然妊娠を望んでいる。病院の検査では、潜在性高プロラクチン血症、黄体機能不全、右卵管閉塞、左卵管狭窄との診断が出ていた。また、右側卵巣に膿腫があり、卵巣が腫れていた。
湿疹

化粧をしても隠れないくらいの赤み

ある女性の方から相談を受けた。1年前から顏に症状が出てきて、化粧をしても隠れないくらいの湿疹と赤みがあり、痒みは無いようだ。自律神経失調症は、3年前より自覚症状が出ており、近所の集まりなどあると憂鬱になり、外に出るのも億劫だと言う。また、いつも気分が落ち込み、動悸などもあるそうだ。
膠原病

多発性筋炎の女性の相談を受けた

多発性筋炎の女性の相談を受けた。女性は15年ほど前より悩み、現在病院でプレドニゾロンの内服を受けている。体重40キログラムで痩せ形、眼瞼結膜は白く、口乾が有り、舌診は裂門があり脾虚を呈している。不眠症も訴え安定剤を服用しているとの事。漢方治療から4ヵ月後、筋炎の症状はやや落ち着きだしている。股関節の痛みも安定してきている。
不妊症

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性から相談を受けた。精力の衰えに悩んでいる。勃起はするけれど、持続力がない。朝立ちは半年以上記憶がない。特にここ最近1ヶ月は特に酷い。とてもご不安なご様子だった。糸練功で確認した所、0合に腎虚あり。肉体の蓄積疲労だけでなく、ストレスとの関係もあるように思われた。
不妊症

卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫も

不妊で悩んでおられる女性から相談を受けた。卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫もある。糸練功では大腸の陽証を確認。また、ご主人も精子の検査で精子の数が少なく基準の4分の1程しかなかった。ご主人の治療も同時に始めた。