太陽堂漢薬局

精神神経症

発散が大事な時期にもなります

女性45歳。処方が変わってから、まもなく一ヶ月になります。先月よりだいぶ調子が良くなって来ました。気候も良くなったので天気の良い日にはなるべくウォーキングなどをしたいと思います。太陽堂漢薬局から患者さんへ。今回は自律神経を調節する煎じ薬の薬味の分量を少し減らしています。
不妊症

私には無理なんでしょうかと切ない程の訴え

28歳で結婚し、タイミング療法・顕微授精・漢方治療をしたが「私には無理なんでしょうか」と切ない程の訴えであった。漢方治療後、反応あり。「ありがとうございます。主人の精子が少ないという事で、顕微受精をして駄目で。腹痛の為に入院や卵巣の腫れと、良い事が無かったので。本当に自然に出来たという事に驚いています」患者さんも驚いたが、私も驚いた。
消化器の病

出血を繰り返し、病院で治療していた

1956年生、男性。病院にて無菌性と診断された男性の相談。出血を繰り返し、病院で治療していたと言われる。便には白い物が混じり、通常は普通便。時折下痢、出血が続くそうである。眼瞼は充血、舌には白苔が生じ乾燥している。口渇が有り尿が近く汗かきである。胸焼けと動悸、右膝の痛みを訴えられる。糸練功で確認すると五志の憂、自律神経のアンバランスが強い。腸の治療前に五志の治療を開始する。
漢方薬

当帰建中湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、当帰四逆湯、当帰芍薬散

漢方処方応用の実際より引用-患者は32歳の女性。約8ヶ月前、人工流産の手術を受け、その後腹膜炎になり、帯下、血塊が下がり右腹が痛み、発熱が続いて入院していた。現在は腹部が膨満し、圧重感があり、寒い目に遭うと症状が激しくなる。ことに右下腹部が重苦しく圧痛が著名で右の腰から下肢にかけて冷える。熱はほとんど平熱になったが頭が重く疲れやすく動悸があり、安眠ができない。食欲は普通で大便は4,5日に1回、月経は少し遅れるが毎月ある。
精神神経症

頓服が凄く効き嘘みたいに落ち着く

女性54歳。昨年のこの時期に比べ、かなり調子が良いです。自律神経失調症の改善で睡眠も以前より質が良くなっているように思います。有難うございます。太陽堂漢薬局から患者さんへ。春は東洋医学では発散の季節になります。この時期は疲れ過ぎ無い範囲でお散歩など、適度に身体を動かすと体調も良くなりますよ。
精神神経症

病院で検査してもらうが異常がないと言われた

70歳前半の足の痺れを訴える女性の相談を受けた。病院で検査してもらうが異常がないと言われたとの事。更に問診をすると、20年前から病院の向精神薬を服用し、2年前、農薬を飲んだそうである。
呼吸器の病

5年ほど前から発作が出だしたという男性

5年ほど前から発作が出だしたという男性の相談を受けた。漢方相談中も苦しそうである。夏は発作が出なかったとの事。通常は病院からの気管支拡張剤を服用、発作時はステロイド剤の吸入をしているとの事。身長166センチメートル、体重80キログラム、高血圧気味で、顏はやや紅潮している。水分摂取量が多く発汗も多い、二便正常。舌診は白苔あり乾湿中間、歯切痕あり。少陽病の水毒が窺われる。既往歴に扁桃腺肥大がある。発作時は痰が少なく息苦しいとの事。
精神神経症

症状が軽くなった

女性55歳。お世話になっております。この一か月で大分症状が軽くなりました。有難うございます。太陽堂漢薬局から患者さんへ。今の漢方薬は、睡眠、疲労、突発性難聴、全てに対応しています。このまま症状が落ち着く様にご一緒に取り組んで行きましょうね。これからも改善のお手伝いをさせて頂きますね。
身体の痛み

整形外科では背骨石灰沈着との診断

50歳代の腰部分の腫れを訴える女性の相談を受けた。数日前から痛みがあり、腰背骨部分の一部がボコっと膨れてきたとの事。整形外科では背骨石灰沈着との診断を受け、石灰沈着しやすい体質だから、骨粗鬆症に気をつける様言われたとの事。20年来の花粉症治療も並行して行う事を希望された。最初に当店で漢方治療を始めたお母様が見違える程に元気になり、自分も体力強化に目下努力中との事。
漢方薬

当帰拈痛湯、当帰連翹湯、騰竜湯、独参湯

騰竜湯、本朝経験。適応疾患。前立腺炎、前立腺肥大、睾丸炎、骨盤腹膜炎、虫垂炎、鼠径部リンパ腺炎、子宮筋腫、子宮癌。使用目標。下腹部、骨盤腔、陰部等に炎症や化膿症があり、或いは腫脹、疼痛を訴える方に用いられます。漢方の証、方意。病位、虚実。陽明病、実証。方意。下焦の熱証。激しい充血、発赤、腫脹、疼痛。備考。大黄牡丹皮湯を加減したものです。実証で急迫症状のある方には、そのまま用いて良いのですが、慢性病で便秘のない方には、大黄、芒硝を抜いても良いです。前立腺肥大で尿閉を来すものには、大黄、芒硝を去加し、八味丸と合方して用いることが多いです。
漢方薬

安中散、胃風湯、胃苓湯、茵蔯蒿湯、茵蔯五苓散

神経性胃炎、65歳、男性。漢方処方応用の実際より引用。65歳の男性。足の痛風が漢方治療で治ってから、すっかり漢方ファンになった人である。ある時、食欲が減少し、食事を摂るとすぐに胃部が膨満して苦しくなり、時々胸焼けしたり軽く上腹部が痛むようになった。ある病院で検査したところ、胃酸が減少していると言われ、癌になるのではないかと心配された。
漢方薬

温経湯、温清飲、温胆湯、越婢加朮湯、越婢加半夏湯

温経湯の使用目標。婦人が下腹部が冷えて妊娠しない方、子宮出血や月経不順、或いは月経過多、若しくは月経寡少などがあって下腹部が引き連れて痛み、腹部が膨満するもので手掌が煩熱し、口唇が乾燥する方に用います。