その他の精神神経症 癲癇(てんかん)に対する漢方薬の効果 西洋医学的な治療としては、抗癲癇薬による発作の予防、抑制が中心となり、作用機序は、神経細胞の興奮の抑制、興奮性神経伝達系の神経細胞グルタミン酸ニューロンの抑制、抑制性神経伝達系の神経細胞GABAニューロンの興奮、のいずれかになります。 2020.12.04 その他の精神神経症
リウマチ、膠原病 関節のこわばりと膠原病の関係 関節のこわばりは色々な原因が考えられます。その原因の1つである膠原病の関節リウマチは関節の圧痛、運動痛、関節の腫れ、身体の両側の同じ関節が同時に犯される。この4つのうち2つの症状があれば、一応関節リウマチを疑うとされています。リウマチ性疾患は関節がこわばって、手を握ったり開いたりしにくい、体を動かしにくいなどの症状が起床後、数分から1時間程度続き、暫くすると治まります。 2020.12.04 リウマチ、膠原病
消化器の病 逆流性食道炎に関して 逆流性食道炎とは胃から分泌される胃酸が、食道に逆流することで、食道の粘膜を刺激し傷つけることで起こる炎症を言います。逆流性食道炎は、食べ物や胃酸が逆流しないように閉まっているはずの噴門が何らかの原因で開くことにより、胃の内容物が食道に逆流して胸焼けなどの症状を起こす。 2020.12.04 消化器の病
漢方理論 生体内環境への取り組みによる漢方治療の最適化 後縦靭帯骨化症の漢方治療において、出現するいくつかの証が茯苓飲加陳皮半夏によって改善していく例は、既に太陽堂漢薬局木下順一朗により報告されている。広州中医薬院にて発表。茯苓飲加陳皮半夏証は、骨化症に共通して窮仙穴の反応で確認出来る。窮仙穴の反応は、体質となっている生体内環境を捉える事が出来る。 2020.12.04 漢方理論
不妊症 無月経からの自然妊娠 無月経は、原発性無月経と続発性無月経に分けられる。続発性無月経は、過度のストレスや急激なダイエット、ピルの長期服用、ホルモン療法による卵巣への影響など原因は様々である。今回、多嚢胞性卵巣症候群が原因の続発性無月経の例と、更に漢方治療にて続発性無月経から自然妊娠に至った例を経験したので報告する。 2020.12.04 不妊症
その他の皮膚病 円形脱毛症の原因は不明 円形脱毛症は、誰にでも起こりうる症状である。一般的に10円玉位の脱毛と思われているが睫毛や体毛に及ぶ場合もある。同病には、単発性、多発性、全頭、悪性脱、全身性などの種類がある。 2020.12.04 その他の皮膚病
漢方理論 各病位別、気剤の働き 漢方薬を含む、東洋医学では、人体の生理活動の基本物質は気血水からなっている。その他、生殖、成長発育の基本となる精、精気があり、血、水、精を陰液と統称する。また気のことを陽気ともいい、陰液と陽気を包括して正気という。 2020.12.04 漢方理論
その他の病気 糖尿病に関して 糖尿病とは血液中の糖濃度が高い状態が長く続く病気です。何故、糖の濃度が高くなるのでしょうか。食事で摂取する糖質は唾液や膵液、腸液によってブドウ糖となり、腸から吸収されて血液中に入ります。そして肝臓で蓄えられます。エネルギー源の一部がブドウ糖として血液の中に流れます。これらを血糖といいます。 2020.12.04 その他の病気
漢方理論 大黄牡丹皮湯の薬味と処方の成り立ち 下焦の血熱を取る代表的な漢方薬方に大黄牡丹皮湯がある。下焦の血熱に対し、大黄甘草湯を基本に幾つかの薬方が造られている。大黄甘草湯から、どのように薬味が変化し処方が組まれるのか。薬味を取り上げ、その処方の成り立ちを検証した。 2020.12.04 漢方理論
漢方理論 湯液加減方と鍼灸加減方に対する間中四分画の可能性 漢方治療において、18年前、故入江正先生より現在の治療法が完全であるかどうか、最終確認として間中四分画診断を用いるよう教わった。狙った治療点に対する治療法が完全であるかどうか判断できるのであれば、現在の選択した治療法の不足、有余部分を探し、より完成した治療法を完成させる可能性があると考えられる。 2020.12.04 漢方理論
漢方理論 漢方薬の薬方、薬味の気血水と糸練功に関して 我々は、糸練功を東洋医学の証や漢方治療手段の判断に用いている。しかし得られるデータは、東洋医学上のデータだけではない。適不適診、副作用診、適量診、愁訴診、寒熱、患部の特定等、西洋医学でも東洋医学でも使える共通の多くのデータが得られる。 2020.12.04 漢方理論
漢方コラム 本草綱目の食養生 薬味の働きは本草綱目を始めとする東洋医学の薬理学書を参考にしています。薬味、食材ごとの働き。紫蘇。除寒。身体を温め寒さを除きます。胃腸の弱い人の風邪に、漢方では紫蘇を入れた香蘇散や参蘇飲を使用します。 2020.12.03 漢方コラム