病気別の漢方の記事

膠原病

多発性筋炎の女性の相談を受けた

多発性筋炎の女性の相談を受けた。女性は15年ほど前より悩み、現在病院でプレドニゾロンの内服を受けている。体重40キログラムで痩せ形、眼瞼結膜は白く、口乾が有り、舌診は裂門があり脾虚を呈している。不眠症も訴え安定剤を服用しているとの事。漢方治療から4ヵ月後、筋炎の症状はやや落ち着きだしている。股関節の痛みも安定してきている。
不妊症

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性から相談を受けた。精力の衰えに悩んでいる。勃起はするけれど、持続力がない。朝立ちは半年以上記憶がない。特にここ最近1ヶ月は特に酷い。とてもご不安なご様子だった。糸練功で確認した所、0合に腎虚あり。肉体の蓄積疲労だけでなく、ストレスとの関係もあるように思われた。
不妊症

卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫も

不妊で悩んでおられる女性から相談を受けた。卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫もある。糸練功では大腸の陽証を確認。また、ご主人も精子の検査で精子の数が少なく基準の4分の1程しかなかった。ご主人の治療も同時に始めた。
後縦靭帯骨化症

突然、右腕と右背中に激痛が走った

突然、右腕と右背中に激痛が走ったとのこと。しばらく整体に通った後、クリニックを受診、MRI検査にて診断された。上半身に痺れがあり、夜は熟睡出来ないと訴えられていた。難病指定の疾患である。太陽堂漢薬局では、数多くの相談を受け、独自の漢方治療法を確立してきた。
肝炎、腹水、胆石、胆砂

1日に数回胃の痛みがあり、悩まれている男性

1日に数回胃の痛みがあり、悩まれている男性からの相談を受けました。お酒が好きで、油物も好きな方です。食滞、胃が怠けている状態により痛みや不快な症状が出ている御様子でした。糸練功にて確認した所、胃で2つの治療点を確認。油物が好きな事もあり、胆嚢を確認すると反応が7個あり、脂の流れも良くして行く治療を開始する事となった。
身体の痛み

夜中に腰痛で目が覚めてしまう男性

男性からの相談。3ヵ月前に身内の介護中にギックリ腰になってしまい、それ以後なかなか痛みが改善せず、長く歩く事や座り続ける事が出来ず、夜中に痛みで目が覚めてしまう状態が続いているとのことだった。糸練功にてお調べしたところ、膀胱の腑の陰証を確認した。これはヘルニアや坐骨神経痛に良く出る証である。
自律神経失調症

疲労、心労で不眠症、下痢、頭痛、手足の冷え症状

10年以上前に前身の鹿児島時代の太陽堂漢薬局で自律神経の治療を受けて症状が消失し、漢方薬を卒業された女性から相談を受けた。その後10年間調子が良かったが、疲労、心労などが重なり最近再び不眠症、下痢、頭痛、生理痛、手足の冷えなどの症状が起きるようになってしまったとのことだった。
消化器の病

自覚症状として上腹部痛、四肢の冷えを訴えられ

昭和42年生、男性。病院にて診断を受けた男性より相談を受けた。男性は、急に腹痛を訴え病院に行った所、アルコールによる急性という事で、そのまま入院となった。幸い快方に向かい、二週間ほどで退院できる見通しとの事。退院後、再発防止のため漢方治療をしたいとの事だった。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

幼少の頃からずっと、アトピー性皮膚炎でお悩みの女性

30代半ばの女性より相談。去年の夏より、夏場になると腕に痒みを伴う湿疹が出来る。時計のベルトの皮にかぶれ、手首から腕にかけて徐々に湿疹が拡がり、腕全体が腫れ上がったとの事。病院より塗り薬を処方され一旦治ったものの、それ以来、手首に湿疹が出来やすく、なかなか治らない。漢方薬代や漢方薬の効果があるかなど、不安気なご様子だったが、毎年夏になるとアレルギーが原因と思われる症状が出てくるので、ゆっくりと体質改善して行きたいと希望された。
眩暈

眩暈、吐き気でお困りの女性

眩暈、吐き気でお困りの女性から相談を受けた。糸練功で確認したところ、体内の冷えが原因となる証を確認した。この証は、眩暈に加えて吐き気や頭痛が生じる特徴がある。食養として冷たい飲み物や、身体を冷やす傾向のある苦味の強い食物、アクの強い物を控えて頂いた。眩暈の症状は順調に改善し、標治の漢方薬から本治に切り替えた。標治に対する漢方薬は、症状に対する効果は高いが体質改善の力が弱く、本治に対する漢方薬は、症状に対するよりも体質改善の効果が高い傾向にある。
精神神経症

眠れなくなり、眠れない不安を感じてしまう男性

東洋学では五志の憂と言われている。怒、喜、思、悲、恐の5種の精神状態が乱れる事で起こっているものと考えられる。治療開始から1ヵ月後、合数の改善は2合まで進み不安の部分は大分取れてきたとの事だった。