病気別の漢方の記事

パニック障害

発作的な頭痛と冷や汗と吐き気

当時50歳の男性の相談をお受けした。精神的にも非常に苦しまれたと言われる。病院で診断されたそうである。東洋医学では五志の憂の一つとして治療をしていく。糸練功で確認すると膀胱経絡病1合4プラスで五志の憂を確認。通常で1合のため、発作時は0合から1合まで下がると思われる。
冷え性

夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える

朝方の血圧が高い婦人から相談を受けた。顏は火照るのだが、夏でもズボンの下に保温着を着るほど冷える。その他、心臓肥大、動脈硬化も併発されている。東洋医学的に、朝方の血圧上昇と脳動脈硬化は釣藤散証の特徴である。釣藤散は、動脈硬化を改善する漢方薬として学会報告がされており五志の憂が原因となる。
不妊症

自然妊娠を望んでいる

30代婦人より相談を受けた。自然妊娠を望んでいる。病院の検査では、潜在性高プロラクチン血症、黄体機能不全、右卵管閉塞、左卵管狭窄との診断が出ていた。また、右側卵巣に膿腫があり、卵巣が腫れていた。
湿疹

化粧をしても隠れないくらいの赤み

ある女性の方から相談を受けた。1年前から顏に症状が出てきて、化粧をしても隠れないくらいの湿疹と赤みがあり、痒みは無いようだ。自律神経失調症は、3年前より自覚症状が出ており、近所の集まりなどあると憂鬱になり、外に出るのも億劫だと言う。また、いつも気分が落ち込み、動悸などもあるそうだ。
膠原病

多発性筋炎の女性の相談を受けた

多発性筋炎の女性の相談を受けた。女性は15年ほど前より悩み、現在病院でプレドニゾロンの内服を受けている。体重40キログラムで痩せ形、眼瞼結膜は白く、口乾が有り、舌診は裂門があり脾虚を呈している。不眠症も訴え安定剤を服用しているとの事。漢方治療から4ヵ月後、筋炎の症状はやや落ち着きだしている。股関節の痛みも安定してきている。
不妊症

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性

4ヶ月後に結婚を控えていた20代男性から相談を受けた。精力の衰えに悩んでいる。勃起はするけれど、持続力がない。朝立ちは半年以上記憶がない。特にここ最近1ヶ月は特に酷い。とてもご不安なご様子だった。糸練功で確認した所、0合に腎虚あり。肉体の蓄積疲労だけでなく、ストレスとの関係もあるように思われた。
不妊症

卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫も

不妊で悩んでおられる女性から相談を受けた。卵管の通りが悪く、5センチメートル以上の子宮筋腫もある。糸練功では大腸の陽証を確認。また、ご主人も精子の検査で精子の数が少なく基準の4分の1程しかなかった。ご主人の治療も同時に始めた。
後縦靭帯骨化症

突然、右腕と右背中に激痛が走った

突然、右腕と右背中に激痛が走ったとのこと。しばらく整体に通った後、クリニックを受診、MRI検査にて診断された。上半身に痺れがあり、夜は熟睡出来ないと訴えられていた。難病指定の疾患である。漢方太陽堂では、数多くの相談を受け、独自の漢方治療法を確立してきた。
胆石

1日に数回胃の痛みがあり、悩まれている男性

1日に数回胃の痛みがあり、悩まれている男性からの相談を受けました。お酒が好きで、油物も好きな方です。食滞、胃が怠けている状態により痛みや不快な症状が出ている御様子でした。糸練功にて確認した所、胃で2つの治療点を確認。油物が好きな事もあり、胆嚢を確認すると反応が7個あり、脂の流れも良くして行く治療を開始する事となった。
腰痛

夜中に腰痛で目が覚めてしまう男性

男性からの相談。3ヵ月前に身内の介護中にギックリ腰になってしまい、それ以後なかなか痛みが改善せず、長く歩く事や座り続ける事が出来ず、夜中に痛みで目が覚めてしまう状態が続いているとのことだった。糸練功にてお調べしたところ、膀胱の腑の陰証を確認した。これはヘルニアや坐骨神経痛に良く出る証である。
自律神経失調症

疲労、心労で不眠症、下痢、頭痛、手足の冷え症状

10年以上前に前身の鹿児島時代の漢方太陽堂で自律神経の治療を受けて症状が消失し、漢方薬を卒業された女性から相談を受けた。その後10年間調子が良かったが、疲労、心労などが重なり最近再び不眠症、下痢、頭痛、生理痛、手足の冷えなどの症状が起きるようになってしまったとのことだった。
その他の消化器疾患

自覚症状として上腹部痛、四肢の冷えを訴えられ

昭和42年生、男性。病院にて診断を受けた男性より相談を受けた。男性は、急に腹痛を訴え病院に行った所、アルコールによる急性という事で、そのまま入院となった。幸い快方に向かい、二週間ほどで退院できる見通しとの事。退院後、再発防止のため漢方治療をしたいとの事だった。