漢方太陽堂

漢方理論

グルテン、カゼインアレルギーの解消

ノルウェーのオスロー大学の研究では、発達障害の子供さんはグルテンとカゼインの摂取にて尿中ペプチドが増える事が報告されています。グルテンとカゼインの食事制限をすると尿中ペプチドが減少し、発達障害の症状が改善したと報告されています。
東洋医学概念

漢方医学の案内

漢方薬は東洋医学の一部 東洋医学は、漢方、鍼灸、導引。導引には按摩、整体、気功等があり、この3種の治療学で形成されています。 青海省で出土した5000年前の馬家窟文化時代の土器に、導引の図が描かれています。 2200年前の馬王堆3号墓から出...
漢方養生

季節と土地に合わす養生

2023年11月24日。写真は大分県由布市庄内町コナラの美林です。 水は寒なり、血は熱なり 私は30代後半から40代半ばにかけ毎週のように全国を講演で廻っていた時期があります。 沖縄、福岡、関西、関東、北陸、北海道など東北以外の殆どの地区を...
東洋医学概念

湿度の高い日本の漢方

2023年11月21日。写真は大分県由布市飯盛ヶ城です。昔、この山にはお城が有ったそうです。そのまま山の名前に成っています。 日本人の特殊性 かってキノホルムと言う整腸剤であり下痢止めが有りました。 世界中で大量に使われ、安全性も確認された...
東洋医学概念

季節に合わす漢方

2023年11月17日。写真は広島県原爆ドームです。 季節と医食同源 季節に合わせ旬の物を食べるのが食の基本、食養生です。 春には春の旬の食べ物、夏には夏の旬の食べ物。季節が変われば食は変わります。 季節と漢方 では季節が変わっても漢方薬は...
漢方養生

心と身体の養生

2023年11月14日。写真は福岡市大濠公園。黒田長政が造った舞鶴城の外堀です。 睡眠と東洋医学 私達が患者さんに漢方の問診を行う時に、睡眠の状態を必ずお聞きします。 私達は睡眠の時に心と身体を回復させています。体調が悪いお病気の方にとって...
漢方雑記

日本で使われる漢方生薬、牡蠣

2023年11月10日。写真は手前が化石牡蠣を高温で焼いた焼牡蠣です。 古代の牡蠣の化石で殻が何層にもなり厚いです。奥に映っているのは岩ガキです。 生牡蠣と焼牡蠣 漢方医学が発達した2000年前、殻の厚い蠣を牡と考え、殻の薄い蠣を雌と考えた...
東洋医学理論

東洋医学から見た発熱と風邪

2023年11月7日。写真は熊本県山鹿市金剛乗寺の山門です。 発熱や風邪の注意点 発熱時の脱水 発熱をすると体温が上がり身体から水分が失われます。 高熱が続くと脱水になりやすくなります。特にお年寄りや小児では脱水を起こしやすいので注意が必要...
漢方雑記

時代で変わる漢方と東洋医学

2023年10月31日。写真は大分県豊後高田市天念寺の六所権現社。現在の身濯神社の鳥居です。 入手が困難な漢方薬 漢方薬の原料が30年程前から変遷してきています。 40年前に漢方を教えて頂き、師匠から生薬の見立てを習いました。 今まで、それ...
東洋医学理論

少陽病の虚証と実証

2023年10月27日。写真は三焦分解図、腹証奇覧翼。和久田叔虎著です。 傷寒論を運用する三陰三陽 傷寒論の病位を診るのに、表裏の三陰三陽、三焦の上焦、中焦、下焦、内外などの判断が必要です。 その判断には古方派の三陰三陽や八綱分類の技術が必...
漢方雑記

それぞれの生き方

2023年10月24日。写真は大分県竹田市久住町久住高原、童心回帰農場のチャイルドアスレチックです。 季節に合わせて 東洋医学では旧暦の1月1日から春になると考えています。 今年の旧正月は2月1日でした。来年2024年は2月10日だそうです...
東洋医学概念

急性疾患へ漢方

2023年10月20日。写真は山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ関門海峡です。 頓服の漢方薬 漢方薬は慢性病に永く飲むと考えられています。 急性病の治療が目的で発達した漢方 漢方の古典である傷寒論の治療法は、急性病に対し書かれています。私達...