桔梗・海馬・半夏・黄芩・知母・紅参・白参・牛膝・黄連・山薬・半夏・川芎・宇金・生姜・カミツレ・板茯苓・知母・羅漢果・五加皮・朝鮮人参を常設展示しています。

太陽堂漢薬局の生薬展示紹介

桔梗(キキョウ)

  • 左側に展示
  • 桔梗は白い方が良いのだが、晒桔梗は三年も置くと褐色になる。
  • 五味は苦・辛。五気は平。
  • 漢方では、止咳、去痰、排膿の効があり、咳嗽、咽頭腫痛、下痢、腹痛などに用いられます。

海馬(カイバ)

  • 中間に展示
  • タツノオトシゴにはいくつかの種類があり、生薬の海馬も区別される。
  • オオウミウマやサンゴタツが最も一般的です。そのほか体長が7cm以下の幼少なものを海ソあるいは小海馬(ショウカイバ)、背中に刺突起のあるイバラタツを刺海馬(シカイバ)といいます。
  • 五味は甘。五気は温。
  • 補陽、強壮、活血に効があり、インポテンツや遺尿、夜間頻尿、老人性咳嗽、難産、腹部腫塊などに用います。

半夏(ハンゲ)

  • 右側に展示
  • 五味は辛。五気は温、有毒。
  • 半夏は、理気、止嘔、去痰の効があり、悪心、嘔吐、消化不良、咳嗽、不眠症などに用いられます。

黄芩(オウゴン)

イメージ39

  • 左側に展示
  • 五味は苦。五気は寒。
  • 黄芩は、清熱、燥湿、解毒、安胎の効があり、咳嗽、下痢、黄疸、膀胱炎、吐き気、皮膚化膿症、胎動不安に用いられます。

知母(チモ)

  • 左から二番目に展示
  • 五味は苦。五気は寒。
  • 知母は、清熱瀉火・滋陰清熱の効があり、発熱による脱水や煩躁、肺病の咳嗽、便秘、排尿障害などに用いられます。

紅参(コウジン)

  • 右から二番目に展示
  • 朝鮮人参を蒸処理した物です。
  • 一般に白参(ハクジン)と同様に使いますが、厳密には異なります。
  • 実地では、最高級白参(ハクジン)を証に合わせ、匙加減した方がシャープな効果を経験する事が多いようです。
  • 五味は甘・微苦。五気は微温。
  • 健胃整腸、強壮、強精作用があり、胃腸衰弱、新陳代謝機能減退、食欲不振、倦怠感、腹痛、下痢、免疫低下等多くの病態に用います。

白参(ハクジン)

  • 右側に展示

牛膝(ゴシツ)

イメージ41

  • 左側に展示
  • 牛膝は、イノゴズチの根を乾燥したものです。イノゴズチは節大きく、茎が紫色で、根が長いものほど効があります。
  • 五味は苦酸。五気は平。
  • 活血、通経、止痛、強筋骨の効があり、婦人科疾患や関節痛、打撲、神経痛、足腰の筋肉の萎弱や疼痛に用います。
  • 「下行」する性質があり、月経血の排出促進や利尿、通便し、上半身の充血を慶元します。

黄連(オウレン)

  • 中間に展示
  • キクバオウレンやセリバオウレン等の根茎を取り出し、根茎についているヒゲ(副根)を取り去ったものを漢方で「黄連」とします。
  • 根茎を割ると中身は鮮やかな黄色で、空洞のあるものや隙のあるものはダメ。充実しているものが良いといわれています。
  • 五味は苦。五気は寒。
  • 大苦・大寒で瀉火、燥湿、解毒の効があり、流行性熱性疾患、細菌性腸炎、肺結核、嘔吐、鼻血、下血、咽頭炎、口内炎、湿疹などに用います。

山薬(サンヤク)

  • 右側に展示
  • 山薬の別名、自然生ジネンジョ(野生の山芋)。
  • 五味は甘。五気は平。
  • 脾胃や肺を補う効があり、下痢や咳嗽、糖尿病の治療、さらに滋養薬として胃腸虚弱や体力低下の改善に用います。

半夏(ハンゲ)

イメージ43

  • 中央・右側に展示
  • 五味は辛。五気は温、有毒。
  • 半夏には、理気、止嘔、去痰の効があり、悪心、嘔吐、消化不良、咳嗽、不眠症などに用いられます。

川芎(センキュウ)

  • 左側に展示
  • 川芎は頭の苦情を楽にさせる薬で頭に関する薬です。
  • 五味は辛。五気は温。
  • 活血、理気、止痛の効があり、頭痛や腹痛、筋肉痛、生理痛等に用います。

宇金(ウコン)

イメージ44

  • 左側に展示
  • 宇金(ウコン)は涼で肝胆に効き、姜黄(キョウオウ)は温で胃に働きます。
  • 日本で春宇金(ハルウコン)と呼ばれている物は姜黄(キョウオウ)にあたり、秋宇金(アキウコン)と呼ばれている物が一般的に宇金(ウコン)です。中国では、逆に春宇金・姜黄を宇金と言います。
  • 五味は辛・苦。五気は涼。
  • 止血、鎮痛、利胆、利尿作用があり、通経、肝炎、黄疸に用います。

生姜(ショウキョウ)

  • 右から2番目に展示
  • 日本の生姜は「ひね生姜(大生姜)」。本来漢方薬の原料となるのは「小生姜」です。
  • 五味は辛。五気は微温。
  • 発汗、止嘔吐作用があり、風邪、嘔吐、食欲不振等に用います。
  • 乾燥した生姜(ショウキョウ)は乾姜(カンキョウ)と言います。大辛、大熱で非常に身体を温め血液循環を良くし、血管運動中枢を興奮させます。

カミツレ

  • 右側に展示
  • ヨーロッパ原産のキク科の一年草。花もしくは全草を用います。
  • 芳香性苦味健胃薬や発汗薬、消炎、抗アレルギー薬、鎮静・安眠薬、駆風薬として幅広く用いられます。

板茯苓(イタブクリョウ)

イメージ42

  • 上質の茯苓を板状にしたものです。
  • 茯苓は無味無臭で噛むと歯に粘りつく。堅くて、断面が純白できめの細かいものが良品とされます。
  • 皮付き茯苓、角茯苓(カクブクレイ)、雪茯苓(セツブクレイ)、茯神(ブクシン)、北鮮産、和産を展示してあります。
  • 五味は甘。五気は平。
  • 利水消腫、健脾、安神の効があり、水腫や痰飲の治療には必ず用いられる要薬です。
  • 茯神(ブクシン)は鎮静・精神安定作用が強くなり、茯苓皮(ブクレイヒ)は利水作用を目的に用います。

知母(チモ)

  • 左から二番目に展示
  • 五味は苦。五気は寒。
  • 知母は、清熱瀉火・滋陰清熱の効があり、発熱による脱水や煩躁、肺病の咳嗽、便秘、排尿障害などに用いられます。

羅漢果(ラカンカ)

  • 右から二番目に展示
  • 羅漢果樹の果実を乾燥したものです。
  • 止咳、潤腸の効があり、感冒、咽頭痛、百日咳、便秘などに用います。

五加皮(ゴカヒ)

  • 右側に展示
  • エゾウコギの根皮を刺五加。クロバナカズラの根皮を香加皮といいます。香加皮を北五加皮、ウコギ科の五加皮を南五加皮といいます。良品といわれているものは南五加皮です。
  • 五味は辛。五気は温。
  • 去風湿、強筋骨、補肝腎の効があり、リウマチなどによる関節痛や筋肉痛、腰や膝の筋力低下、インポテンツ、浮腫、脚気などに用います。

朝鮮人参

イメージ15

  • 朝鮮人参(チョウセンニンジン)最下段に展示。
  • 別名「御種人参(オタネニンジン)」、「高麗人参(コウライニンジン)」など産地等の違いで様々な呼び名があります。これの皮を去ったのが「白参(ハクジン)」です。
  • 黄味が強く、太く重い物が良品です。
  • 五味は甘・微苦。五気は微温。
  • 健胃、強壮、強精、強心作用があります。新陳代謝機能減退、食欲不振、倦怠、下痢、胸腹痛、貧血、糖尿病他に使用します。