東洋医学概念

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一日の陰陽と五行説

2024年4月16日。写真は、熊本市熊本城です。 東洋医学である漢方は陰陽説を元に創られています。 一日の陰陽 黄帝内経素問金匱真言論篇第四に 陰の中にも、また、その中で陰の部があり、陽の中にも、また、その中で陽の部がある。 これを一日に例...
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陰陽と磁石

2024年4月12日。写真は、福岡県朝倉市甘木公園の桜です。 前回の六部定位脈診と小宇宙では円筒磁石を使った東洋医学の診断について書きました。 経気は磁場を持っています。それにより臓腑判定ができます。 円筒磁石の磁力線がN極からS極へ向いて...
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漢方医学の案内

漢方薬は東洋医学の一部 東洋医学は、漢方、鍼灸、導引。導引には按摩、整体、気功等があり、この3種の治療学で形成されています。 青海省で出土した5000年前の馬家窟文化時代の土器に、導引の図が描かれています。 2200年前の馬王堆3号墓から出...
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湿度の高い日本の漢方

2023年11月21日。写真は大分県由布市飯盛ヶ城です。昔、この山にはお城が有ったそうです。そのまま山の名前に成っています。 日本人の特殊性 かってキノホルムと言う整腸剤であり下痢止めが有りました。 世界中で大量に使われ、安全性も確認された...
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季節に合わす漢方

2023年11月17日。写真は広島県原爆ドームです。 季節と医食同源 季節に合わせ旬の物を食べるのが食の基本、食養生です。 春には春の旬の食べ物、夏には夏の旬の食べ物。季節が変われば食は変わります。 季節と漢方 では季節が変わっても漢方薬は...
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急性疾患へ漢方

2023年10月20日。写真は山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ関門海峡です。 頓服の漢方薬 漢方薬は慢性病に永く飲むと考えられています。 急性病の治療が目的で発達した漢方 漢方の古典である傷寒論の治療法は、急性病に対し書かれています。私達...
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郷土の漢方の先生

2023年10月13日。写真は大分県由布市庄内町コナラの美林です。 スポーツ性筋肉障害と漢方 スポーツ性の筋肉障害には柴胡桂枝湯を使うことが多いです。 これを発表されたのは東洋医学会の評議員だった鹿児島の故小川幸男先生です。 表の太陽病と少...
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未病と東洋医学

2023年9月12日。写真は中国大理の街、洋人街の入り口です。 未病 東洋医学では未病と言う言葉を大事にします。 未だ病になっていない状態で身体を正常化すれば病になることはありません。この未病に対する理論から食養生も発達してきました。 東洋...
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漢方薬の家老と将軍、不思議な薬理作用

2023年9月1日。写真は箱根大涌谷です。 漢方薬の働き、家老と将軍 漢方薬には家老と将軍が有ります。甘草と大黄です。 将軍の大黄 便秘がちの人に大黄を使用すると、薬効が峻烈で即効、劇的な効果を発揮する場合が有ります。付けられた称号が将軍で...
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水は怪なり

2023年8月8日。写真は福岡城、舞鶴城の天守閣の城壁です。 水抜きの伝承療法 伝承療法の中には驚きの効果を示すものがあります。 外科倒しと言われた伯耆の伯州散は床ずれ、褥瘡などの傷口が一気に盛り上がります。 伯州散は川ガニの津蟹、反鼻、鹿...
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肉体は電気的信号、刺激で動く

2023年8月11日。写真は経絡人形です。 人間の身体は電気刺激、直流電気で動いています。腕を曲げるといった脳からの指示も電気信号です。 東洋医学の漢方、鍼灸はこの電気信号を使って診断し治療をしていきます。 肉体の電気刺激に関しては、誰でも...
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陰陽と太極

2023年8月1日。写真は今年の博多山笠西流です。 陰陽と平 新古方薬嚢には 「薬、食には五味とは別に気キなる働きある物あり、この働きを大別して寒と熱となす。寒の微なるものを涼となし、熱の微なるものを温となす。 そのいずれにも偏せず特に気の...