東洋医学概念

東洋医学概念

未病と東洋医学

2023年9月12日。写真は中国大理の街、洋人街の入り口です。未病東洋医学では未病と言う言葉を大事にします。未だ病になっていない状態で身体を正常化すれば病になることはありません。この未病に対する理論から食養生も発達してきました。東洋医学の養...
東洋医学概念

漢方薬の家老と将軍、不思議な薬理作用

2023年9月1日。写真は箱根大涌谷です。漢方薬の働き、家老と将軍漢方薬の甘草カンゾウは家老と呼ばれます。大黄ダイオウは将軍と呼ばれています。将軍の大黄便秘がちの人に大黄を使用すると、薬効が峻烈で即効、劇的な効果を発揮する場合が有ります。付...
東洋医学概念

水は怪なり

2023年8月8日。写真は福岡城、舞鶴城の天守閣の城壁です。水抜きの伝承療法伝承療法の中には驚きの効果を示すものがあります。外科倒しと言われた伯耆の伯州散は床ずれ、褥瘡などの傷口が一気に盛り上がります。伯州散は津蟹、川ガニ。反鼻マムシ、鹿角...
東洋医学概念

肉体は電気的信号、刺激で動く

2023年8月11日。写真は経絡人形です。人間の身体は電気刺激、直流電気で動いています。腕を曲げるといった脳からの指示も電気信号です。肉体の電気刺激に関しては、誰でも出来る糸練功を参考にして下さい。経絡、ツボと電気信号東洋医学の経絡はこの電...
東洋医学概念

陰陽と太極(タイキョク)

2023年8月1日。写真は今年の博多山笠西流です。陰陽と平ヘイ新古方薬嚢には「薬、食には五味ゴミとは別に気キなる働きある物あり、この働きを大別して寒と熱となす。寒の微なるものを涼となし、熱の微なるものを温となす。そのいずれにも偏せず特に気の...
東洋医学概念

漢方の薬理学は形象薬理学

2023年7月5日;(写真はインドネシア、バリ島です。)刺(トゲ)東洋医学の形象薬理学では、刺は攻破(コウハ)の働きがあると考えます。漢方生薬としては釣藤鈎(チョウトウコウ)や皀角利(ソウカクシ)などです。刺で頑固な病態を突き破る働きですの...
東洋医学概念

生姜も漢方薬

2023年6月27日;(写真は熊本県南小国町阿蘇山、秘密の紅葉名所、マゼノ渓谷です。)医食同源の生姜以前、韓国に旅行に行きました。福岡からは水中翼船が韓国の釜山まで出ています。快適な船旅でしたが、連れが少し船酔いをしてしまいました。韓国から...
東洋医学概念

食材でもある漢方薬

2023年6月23日;(写真は大分県竹田市岡城大手門への登り口です。)食材である漢方薬ご高齢の奥様の体調崩れを漢方治療したことがあります。帰られる時に「自分で生姜を入れたら良いのですね。」と言われました。お聞きすると、お爺さまの代まで江戸時...
東洋医学概念

竜骨と牡蠣肉

2023年6月9日;(写真は青山2丁目銀杏並木です。)竜骨(リュウコツ)10年程前に重慶に行きました。目の前を流れる揚子江(長江)の夜景が素敵でした。夜景を見ながら、以前に揚子江の流域で竜骨が取れる山の写真を見たのを思い出しました。竜骨はマ...
東洋医学概念

東洋医学の寒熱とは

2023年6月6日;(写真は福岡県福津市宮地嶽神社です。)冷たいビール以前は外国に行くと、冷えていないビールを出されることがありました。ビールの苦みは身体を冷やすします。それを考えると常温で飲むのも本来の飲み方かもしれません。以前、偏頭痛持...
東洋医学概念

漢方薬の質と不思議な植生

2023年5月9日;(写真は箱根関所手前の東海道です。)漢薬の選品ここに小粒の大棗(タイソウ)と大粒の大棗が有ったら、どちらが良い大棗でしょうか。十薬(ジュウヤク)・ドクダミの大きな葉と小さな葉は、どちらが良い十薬でしょうか。紫蘇葉(シソヨ...
東洋医学概念

半夏と病位内外

2023年4月25日;(写真は鹿児島県加治木町日本の滝百選、増水した龍門の滝です。)半夏の地獄のエグ味私が漢方の世界に入った20代の頃、漢方薬の鑑別をする勉強をさせられました。五感を鍛える東洋医学の理論を用い、自分の眼で五色を、鼻で気の厚薄...