漢方コラム

東洋医学の概念、理論、食養生、生活の養生、漢方に思う事などコラムに書いていきます。専門的な理論から家庭で使える養生法まで幅広く書いています。皆様のお役に立てる事を祈って。太陽堂漢薬局木下順一朗の独自理論や解釈は赤字で表記漢方の古典に出てくる表記は緑字です。

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経絡を使用した五色、五味の証明

写真は、神奈川県鎌倉市、鶴岡八幡宮です。五色、五味の証明から続く非常に専門性が高く、前回と今回のコラムは専門家向けです。経絡を使用し五色、五味を鑑別今回は経絡を使用した五色、五味の証明です。これは故入江正先生にお教えいただき木下が繁用したや...
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五色、五味の証明

写真は佐賀県有明海の日の出です。非常に専門性が高く、今回のコラムは専門家向けです。漢方古典の五色、五味故入江正先生に40年前に五色、五味の証明を習いました。漢方の古典の黄帝内経では東洋医学の臓腑である五行と五色、五味の関係が記されています。...
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糸練功と磁場の関係

写真は、鹿児島市の桜島フェリーです。全ての物が持っている磁場生体も化学薬品も漢方薬も食物も全ての物に磁場があります。磁場はその物の中心より離れるほど弱くなります。当然ですが大きさや質量が増えると増大します。糸練功で大黄を診る糸練功の術者が下...
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気と全ての磁場

写真は、東京都渋谷区、明治神宮です。天人合一の思想東洋医学の基本的発想は天人合一の思想です。大宇宙の天の気の陽気と、地の気の陰気で小宇宙の生命体は誕生します。人間も大宇宙と同じく陰気と陽気を併せ持っています。磁場に影響される人間は、住んでい...
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問診で注意すべき事3。食物の流れ

1回の食事量で虚実を判断します。食事量が多く食いだめが出来る人は実証で、食いだめが出来ない人は虚証の場合が多いです。漢方薬の麻黄や地黄、薏苡仁が合わない人は食欲が減じる人もいます。
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問診で注意すべき事2。水の流れ

口の乾きと摂取量です。口の渇きは口渇と口乾に分かれます。口が渇き実際に飲料を飲むのが口渇です。口乾は口が乾き口を湿らす程度ですむ場合です
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問診で注意すべき事1。主訴、寒熱

柴胡加竜骨牡蠣湯証は赤味の魚が好きで下半身に浮腫みがあり下半身に疲労感の有る人が多いです。急性病でも主訴と寒熱、水の流れ、食物の流れは最低でも聞かないといけません
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古方派の三陰三陽の曖昧部分

日本の伝統的な漢方である古方派は病気の進行を三陰三陽で分類します。これは漢方の古典である傷寒論、金匱要略に基づいた実戦的な病位で太陽病、少陽病、陽明病、太陰病、少陰病、厥陰病、死に至る
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腹診と脈診と手掌診

現在の東洋医学では六部定位脈診を行います。左右の前腕で寸関尺を診ます。東洋医学の独特の宇宙感、大宇宙の中に小宇宙あり。脈診部も小宇宙と考え全身が診れると考えたのでしょう。
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磁場を理解し糸練功を取る

東洋医学では人間も含め、宇宙に存在する全ての物は陰気と陽気で出来ていると考えています。物理学で物質は全て陽イオンと陰イオンから出来ている理論と同じです
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舌診原則

皮膚の上から行う望診と異なり、舌診と眼瞼内側は粘膜です。そのため通常の皮膚からの望診より舌診と眼瞼内側は、内臓の状態や慢性的な病位の状態などをより鮮明に診ることができます
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糸練功のセンサー

私が40年前に入江先生お教えいただいたセンサーをご紹介します。陰陽が無いニュートラルな指先を使います。入江式センサーは以下の3種が中心になります