- 2016年6月17日
苓甘姜味辛夏仁湯、苓桂朮甘湯、苓姜朮甘湯、連珠飲、六味丸、六味地黄丸
日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、……

日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、使用目標、漢方の証、方意をご紹介。
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甘草 | 白朮 | 生姜 |
芍薬 | 茯苓 | 大棗 |
頚肩腕症候群、慢性頭痛、腰痛症、急性胃腸炎、二日酔い、腹痛、胃腸性感冒

35歳、女性。漢方処方応用の実際より引用
患者は35歳の女子。昨年12月20日頃、風邪気味で売薬を飲んでいたが、28日になって突如、全身の関節に疼痛と腫脹を起こし、某医師より内服と注射の治療を受けたが、悪化するばかりで近頃は眩暈、悪寒、発熱も加わり、身体を動かすことも出来ない。
食欲不振、乾嘔、四肢の冷感とだるさが酷い。酒、タバコは好まず、脂肪性食品が好き、大便は発病前は1日1回あったが今は全然なく尿量も少なくなった。体格は小さく痩せ型、栄養悪く、皮膚の色は蒼白、舌には厚い黄白苔がある。腹部は軟らかく虚状、下肢は冷たく水気あり。膝と足の関節はかなり腫大して熱感があり、上肢の関節は下肢の関節ほど腫大していないが、熱感甚だしい。聴診で心内性雑音が著明。体温38.8度で体表に発汗がある。
治療として桂枝芍薬知母湯を与え絶対安静とした。服用6日目、両関節の痛みは無く自由に動かすことができる。床上に半身を起こすことも出来、体温36.9度、排尿は3時間に1回くらいで尿量は多い。
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甘草 | 白朮 | 生姜 |
芍薬 | 知母 | 桂皮 |
附子 | 麻黄 | 防風 |
関節炎、神経痛、急性副鼻腔炎、末梢神経痛
四肢或いは諸関節の腫痛がが慢性に経過して、体が衰弱、枯燥の状態にある方に用います。

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甘草 | 桂皮 | 生姜 |
芍薬 | 大棗 |
感冒、神経痛、頭痛、寒冷による腹痛、下痢、虚弱体質、妊娠悪疽
脈が弱く、悪寒がして発熱する方に用います。この時、頭痛したり逆上せたり、身体が痛んだり自然に発汗しやすかったりする方に用います。
熱が出た時、発汗剤を与えて汗をかいたが、悪寒が去らず、脈は依然として弱い者。また汗が出て一時よくなったが、夕方になると再び熱が高くなり、酷く悪寒がして震えが出ている方に用います。下痢した後で、大便が正常になってからも身体が痛む方に用います。

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甘草 | 石膏 | 生姜 |
芍薬 | 麻黄 | 桂皮 |
大棗 |
咽痛で始まる感冒、諸種の熱性疾患の初期、慢性関節リウマチ、ベーチェット病、皮膚疾患

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甘草 | 麻黄 | 生姜 |
芍薬 | 杏仁 | 桂皮 |
大棗 |
感冒、扁桃炎、気管支炎、肺炎、蕁麻疹、皮膚炎
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薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。