- 2016年6月15日
四逆散、四君子湯、四物湯、紫根牡蛎湯、七物降下湯、八物降下湯
日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、……

日本漢方の古方派を中心とした漢方薬、処方をご紹介します。一般の方から専門家まで馴染めるよう、改善例、処方薬味、適応疾患、使用目標、漢方の証、方意をご紹介。
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当帰 |
| 生姜 |
芍薬 | 黄耆 | 杜仲 |
大棗 | 人参 | 川芎 |
羗活 | 地黄 | 牛膝 |
甘草 | 附子 | 防風 |
特に下肢の関節痛、慢性関節リウマチ、坐骨神経痛、脊髄炎、産後の下肢運動麻痺
体質的に虚弱な方や、疾患の慢性経過により衰弱傾向のある方の膝関節や足関節その他の関節の腫れ痛み、筋肉がやせて下肢が細くなったものに効果を示します。ただし、胃腸虚弱のものには用い難いことがあります。
本方は鶴膝風のタイプの方に用いると良いとされます。膝風とは熱証の少ない膝関節の慢性炎症で、腫脹、疼痛があり上下の筋肉のやせ細った状態を言います。

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澤瀉 | 白朮 |
胃下垂症、メニエール症候群、感冒その他の眩暈
胃内停水があって、頭が重く、何かものが頭にかぶさった感じの頭冒感、眩暈に苦しむ方

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甘草 | 蒼朮 | 当帰 |
川芎 | 茯苓 | 桔梗 |
金銀花 | 人参 | 皂角子 |
芍薬 | 黄耆 | 白芷 |
癰、疔、セツ、蜂ソウ織炎、化膿性中耳炎、化膿性乳腺症、痔ろう、その他の諸種の急性化膿性炎症、ヒョウ疽
種々の化膿症の初期、急性期で、局所の発赤、腫脹、疼痛などの炎症症状が著明な方、化膿傾向のある方に用います。

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陳皮 | 竹茹 | 生姜 |
麦門冬 | 半夏 | 香附子 |
桔梗 | 人参 | 柴胡 |
枳実 | 茯苓 | 黄連 |
甘草 |
感冒が遷延して咳が酷いもの、煩躁、不眠症、気管支炎、肺炎、発作性心悸亢進
病気になってから日数が経っているので、何となく元気が薄く、攻撃するようなお薬は使いにくい病態に用います。
小青竜湯の証に温胆湯の証を兼ねたような方に用います。感冒が遷延して熱が長引き、しかも水飲による精神不安や不眠、心悸亢進などの状態がある方で、体温の上昇がない方に用います。
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薬剤師。長崎大学薬学部卒業、日本薬剤師会会員、日本東洋医学会会員、東亜医学会会員、伝統漢方研究会会員。20代前半に、現代薬理学から漢方医学に入り40年以上が過ぎました。色々な流派の先生に師事し、最後は故入江正先生に師事し臨床医学を継承しています。