子宮筋腫・生理不順・子宮内膜症・冷え性・月経前症候群(PMS)・生理痛の治療と漢方を解説

激しい生理痛で仕事や学校にも行けない・・・

生理前の身体の不調、精神的な落ち込み、イライラ・・・

多くの女性が婦人科特有の症状で、悩んで苦しんでいらっしゃいます。漢方治療で一緒に解決していきましょう。

子宮筋腫の症状

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症状

子宮筋腫の一般的な症状は、生理が長引き、生理痛、生理過多が起こります。そのため子宮筋腫の方には、貧血の症状を呈する人も多いです。

不正出血を子宮筋腫が原因と、気づかない場合もあります。

子宮筋腫の漢方治療

漢方の適応は、鶏卵の大きさまでの子宮筋腫、又はその方の拳の大きさまでなら漢方薬で治ることが多いと言われています。

また、かなり大きな子宮筋腫が治った症例報告もあるようですが、一般的には下腹部に触知できる大きさの場合、2~3ヶ月漢方治療を試してみて、大きさに変化が無ければ手術の適応と判断します。

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子宮内膜症の治療

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原因・症状は

子宮内膜症が、どのように起きるのか。原因、症状、影響を知り対処しましょう。

  1. 生理は膣を通して体外に排出されます。
  2. その出血とともに剥がれた子宮内膜が卵管を通り腹腔内へ入り、卵巣や卵管、直腸などに付着し、そこで生育し増殖する場合を子宮内膜症と言います。

子宮内膜は卵胞ホルモンによって増殖しますが、子宮内膜の組織も同様に毎月の生理周期で増殖し出血します。

子宮内膜症は、腹痛や腰痛を伴い卵管などに癒着を引き起こします。

子宮内膜症が重症の場合では、卵巣にチョコレート嚢腫ができたり、卵巣や卵管の周囲が癒着し、排卵も抑制されてしまい、不妊症の原因になることもあります。

子宮内膜症の西洋医学的治療法は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンによって、一時的に月経を止める偽妊娠療法や男性ホルモンを内服する偽閉経療法などがあります。

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生理痛の激しい痛みと原因

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原因と治療

激しい生理痛で悩む女性の方は多いです。毎月の生理痛を鎮痛剤で抑え、家事や仕事をこなす苦しみ。

生理痛の原因と漢方治療をご紹介します。

激しい生理痛の原因

女性はおよそ28日周期で生理がきます。生理時期にはプロスタグランジンが分泌され、子宮内膜をはがし、子宮を収縮させ経血を排出します。これが通常の生理となります。

  • このプロスタグランジンが過剰に分泌されると、子宮の収縮が強くなり過ぎ、陣痛のような激しい生理痛が生じます。
  • また、子宮口が狭いと経血が排出されにくいため、痛みが生じます。出産を経験すると生理痛が軽減する女性は、このタイプの方が多いです。
  • 更に冷え性の女性は、血流が悪いためプロスタグランジンが骨盤付近に滞り生理痛が酷くなります。
  • 見逃されがちな原因として、精神的なストレスも生理痛の大きな原因となります。

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生理不順の原因と治療

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周期・期間・経血量の乱れ

生理不順とは、経血量の減少等の周期、期間、経血量が乱れた状態(広い意味で無月経も含まれます)です。初潮後数年間、または更年期の時期に見られる事が多いです。

生理不順の症状としては、のぼせ・腰痛・下腹部痛・不眠などの精神神経症状を伴う場合もあります。

原因は、卵巣機能の異常や血管運動系、ストレス等が考えられ、複雑に原因がある事もあります。

成長期に生じた生理不順は、成長ともに治癒することも多いですが、治癒しない場合は治療が必要となります。更年期に生じた生理不順は、数ヶ月続くことが多いです。

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冷え症(末端冷え症)の原因と養生

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原因と漢方

冷え症は、非常に辛い場合があります。酷い人は、手足が氷のようになる末端冷え症もあります。足が冷え、夏でも靴下が手放せない人もいます。

冷え症は、西洋医学では有効な治療法が少ない疾患です。一方、漢方では非常に得意とする分野です。適切な漢方治療をすると殆どの人が改善すると言われています。

全身に感じる冷え症

貧血等で血流が低下して起こる冷え症。全身が冷え、また腰から下の末端が特に冷えたり、尿量が多い末端冷え症、又は全身性冷え症などは、当帰四逆加呉茱萸生姜湯 他が適応します。

新陳代謝機能の低下。胃腸が弱く疲れやすく下痢しやすく新陳代謝が低下した人の冷え症は、真武湯 他が適応します。

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月経前症候群(PMS)の症状

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精神的・肉体的苦しさ

月経前症候群PMSは生理が始まる2週間位前から起きる様々な不調の総称です。身体的PMS・精神的PMSと症状は多岐にわたり現れます。

生理周期との関係で、月経前症候群PMSの症状は、高温期に最も強くなる傾向があります。そして生理が始まり、生理期間には症状が緩和してきます。

原因

月経前症候群PMSの症状は、高温期に酷くなります。高温期には、黄体ホルモンが増加し卵胞ホルモンが減少します。そのため黄体ホルモンの増加、または卵胞ホルモンの減少が原因の一つと考えられます。

その他、ストレスや食事のバランス等も原因として考えられますが、明確な原因は明らかになっていません。

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