病気別の漢方

その他の精神神経症

てんかん大発作に対する漢方薬の効果

日本では癲癇てんかんの患者数が50万人以上いると言われています。小発作または、大発作を伴うことが多く、病院での治療はこの発作を西洋薬によって予防、抑制することが中心となります。この場合、治療薬を続けていかないと発作を起こしてしまう為、病院の治療だけでは原因を根治するまでに至りません。
不妊症

当帰散における妊娠の可能性

子供を希望し、通常の性生活を送りながら2年以上経過しても妊娠しない夫婦が、不妊症と診断される。近年、女性の社会進出が進む中で晩婚化や出産の高年齢化により不妊症に悩む方が増えている。今回、不妊患者3例に対して当帰散を投与し、著効を得たので報告する。
後縦靭帯骨化症

後縦靱帯骨化症の麻痺に関して

後縦靭帯骨化症OPLLによる神経根の圧迫のため引き起こされた神経障害で苦しむ患者さんが非常に多いです。様々な原因が報告、推測されています。
がん、悪性リンパ腫

四物湯加炙麦芽を使用、大きな変化があった乳癌

乳癌は非浸潤癌と浸潤癌と分けられ、浸潤癌の多くは硬癌と呼ばれるタイプが多く、同病の多くを占めている。その中で特殊なタイプとして粘液癌がある。乳癌は一般的に乳腺症が原因とは考えられていないが、太陽堂漢薬局では腫瘍の治療と乳腺症に対しての治療を行っている。今回は乳腺症に使用する漢方薬を変更した所、腫瘍部分が小さくなり改善した例があったので報告する。
不妊症

女性ホルモンの東洋学的な婦人科へのアプローチ

不妊症治療を含め婦人科を行う際、FSH、PRL、LH等の臨床検査数値が薬方決定の決め手になることがある。それぞれの数値によって用いる方剤や薬味が絞り込めるからである。FSHに繁用する桂枝加竜骨牡蠣湯を関連付けて、バセドウ病や無月経に対して薬方を組んでみた。数名の手ごたえある例を得たのでここに報告する。
湿疹、じんましん、アトピー性皮膚炎、ニキビ

柴苓湯に蕁麻疹の方意

蕁麻疹で悩まれる患者さんは、非常に多いと思われる。皮膚の血管周囲のマスト細胞からヒスタミン等が遊離されることにより生じる。マスト細胞からの顆粒放出の原因は、様々である。機械的な刺激、アレルギー性、非アレルギー性等考えられる。また発汗によって引き起こされるコリン性も患者数は多い。
その他の病気

溶連菌、溶血性連鎖球菌と家族間感染への対策

溶連菌、溶血性連鎖球菌は細菌の一種です。喉に感染し、扁桃炎や咽頭炎、それに小さな赤い発疹を引き起こす猩紅熱などが主な症状です。同病に対して、黄連解毒湯で改善は確認出来ていたが、黄連解毒湯以外にも漢方の薬味が有効であったので報告致します。
痔核、痔ろう、脱肛

なかなか良くならない肛門の痛み

肛門に出来る病気には、肛門周囲膿瘍、裂肛、肛門癌、突発性肛門痛等がある。報告する例は、痔核の治療途中に激しい痛みを再発し、なかなか改善しないと訴える婦人。痛みの原因を東洋医学独特の概念、五志の憂と捉え治療したところ、痛みが消失した。
眩暈、耳鳴り

バレーリュー症候群、耳鳴り

バレーリュー症候群Barre。Lieousyndromeとは、1925年にフランスの神経学者JA_Barreが発表し、1928年にはその門下生のYCLieouが、頚椎症に伴う症状の詳細な臨床研究を相次いで報告した症候群である。漢方治療においても、病態の一部にあることを疑い、糸練功による紙包磁石で頚椎の治療シュミレーションを行ったところ、関連性のある病態が多く存在することを確認した。
その他の精神神経症

統合失調症と竜骨牡蛎の関係

東洋医学では、統合失調症は神経症や癲癇等の精神神経症と同じ五志の憂として捉える。五志の憂とは、東洋医学の独特の精神神経症概念。五志とは、東洋医学の概念で怒、喜、思、悲、恐驚の5種の精神状態のことを言う。
肝炎、腹水、胆石、胆砂

胆石、胆砂、胆泥に関して

今までの漢方相談の経験の中で、胃痛、ムカつき、背中から脇にかけての鈍痛やちくちく痛む等の症状を訴えるが胃腸炎と間違えやすく、諸症状の原因が胆石、胆砂、胆泥であったというケースを多くみてきた。近年、同病の成人は増えつつあるのではないだろうか。まとめたのでここに報告する。
非結核性抗酸菌症

非結核性抗酸菌症、肺MAC症について

結核菌は抗酸菌と呼ばれる細菌の一種。結核菌以外の抗酸菌が起こす病気を肺MACマック症、非結核性抗酸菌症という。アビウム菌とイントラセルラレ菌という、よく似た二種類の菌が起こす肺の慢性感染症で、酸に非常に強い菌となっている。