固いイボ

2022年6月18日;(写真は 鯖の炙り焼きです。美味しかったです。)

イボには固いイボと老人性のイボ(老人性疣贅)などの柔らかいイボが有ります。
柔らかい老人性疣贅は、同じ個所に数個出来ることが多いです。その中の一番大きなイボにお灸を何壮かすると周囲の小さなイボも取れると言われます。
またプロポリスの原液を塗る方法も聞いたことがあります。

今回は固いイボと漢方治療をお話します。
固いイボには、イボの形をした固い薏苡仁(ヨクイニン)を用います(東洋医学の形象薬理学です)。

薏苡仁単独では1日量10gを使用します。3週間ほど服用し効果の無い時には倍量に増やします。効果の無い量を飲み続けても効きません。

薏苡仁は穀物です。人によっては胃もたれする事があります。その時は甘草を追加します。
薏苡仁煎(ヨクイニンセン)です。薏苡仁20g甘草(カンゾウ)1gです。

処方では麻杏薏甘湯(マキョウヨクカントウ)、藿香正気散(カッコウショウキサン)加薏苡仁10、薏苡仁湯(ヨクイニントウ)1/2量加薏苡仁10、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)加薏苡仁10などです。

薏苡仁には抗ウイルス作用があると言われています。同時に抗腫瘍作用や線維化を柔らげる働きもあるようです。