漢方薬の不思議な疑問、甘草1

2022年9月12日;(写真は 大分県由布市の山並 です。)

低カリウム血症と言う言葉を聞かれた方も多いかと思います。
筋力が低下し疲労感や不整脈、浮腫み、血圧上昇などの症状を呈します。

カリウムは体液に伴い体外へ排出されやすいです。その為、発汗や下痢、嘔吐、尿などでもカリウムは失われていきます、

利尿降圧剤を服用していると、低カリウム血症になり易いのも利尿によるカリウム低下です。昔は利尿降圧剤とカリウム剤を必ず併用し投薬されていました。

カリウムはサラダなどの生野菜、豆類、果物など、多くの野菜類に含まれています。

漢方薬の甘草(カンゾウ)による低カリウム血症も時々話題に上ります。
漢方の古典に従うと漢方薬は炙甘草(シャカンゾウ)を使用し、生甘草は直接触れて効果を期待する甘草湯(カンゾウトウ)、桔梗湯(キキョウトウ)のみになっています。
しかし現在の日本では炙甘草湯(シャカンゾウトウ)を除き、すべての漢方薬が生甘草を使用するのが通例となっています。その分、古典より甘草量を減らして日本では生甘草が処方されています。

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