排便時に脱出する痔核

痔核

患者さんから改善のお声。順次掲載。論文、改善例のご案内はこちら

漢方例報告。いぼ痔

男性。64歳

痔核、出血有り。患者さんは以前に病院で内痔核と診断された。

お酒を1日に1合位飲んでいるとのことである。排便時に出血と痔核が脱出すると訴えられる。また左下腹部に張りと軽い痛みがある。

治療開始

漢方薬の痔の適方と漢方の止血剤の服用を開始する。

服用15日後

出血は無くなり、痔核も小さくなったような気がするとの報告がある。

服用1ヵ月半後

出血は無く、痔核は確実に小さくなっているとの報告。

服用2ヵ月半後

痔核は小豆位の大きさまで小さくなっているとの報告。

服用5ヵ月後

痔核は完全に無くなったと言われる。

治療終了

お酒を今後も飲み続けると再発することを告げ、再発防止に漢方薬の継続服用をお勧めしたが、本人の希望で服用されなかった。

外痔核で脂肪肝を伴う

男性。43歳

痔核で出血有り。身長167センチ、体重87キロの肥満体の患者さん。高血圧で脂肪肝があり、外痔核で出血がある。

7年前盲腸の手術をしてから下痢が続き痔核に成ったと本人は訴える。盲腸の手術で下痢体質になる事は無いが、本人はそう思い込んでいる。

治療開始

漢方薬の痔の適方と漢方の肝機能改善薬の服用を開始する。

服用10日後

10日目には出血が無くなり、痔核が縮小したと報告を受ける。

服用1ヵ月後

下痢も無くなり、漢方薬の効果に驚かれる。下痢は肝臓からの胆汁不足が原因だったと考えられる。

服用4ヵ月後

痔核も出血も下痢も完全に無くなった。脂肪肝の臨床検査ガンマGTPも改善した。

治療終了

その後、再発防止で1日1回、漢方薬の痔の適方と肝機能改善薬の服用を続けた。

太陽堂漢薬局より

お酒を飲む方や肝臓の弱い方は、漢方の肝機能改善薬を同時服用しないと痔核の治療が遅いようです。肝臓の血流と痔核とは大きな関係があるためです。

痔核で2回手術したが再発

患者さんは看護婦さんである。

痔核で22年前と2年前に手術をしたが、手術をしても再発すると言われ、漢方薬で治したいと希望された。

痔核はかなり大きく排便がしづらく、出血があるとのことである。

治療開始

漢方の血流改善薬と漢方の痔の薬の服用を開始する。

服用24日後

出血は、ほとんど無くなったそうである。

服用11ヵ月後

その後、順調に経過し徐々に痔核も縮小、出血も完全に無くなった。

再発防止で漢方薬の継続をお勧めしたが服用されなかった。

2年後

その後、1年ほどしてから、最近少し痔核が出てきたと、漢方薬の再度の服用を希望された。以前と同じ漢方薬をお勧めした。漢方の血流改善薬と漢方の痔の適方の服用を開始する。

服用再開3ヵ月後

痔核は完全に消失。

治療終了

今回は再発防止で、その後6ヶ月間、血流改善薬と痔の適方を服用された。

太陽堂漢薬局より

痔核の場合に限らず、再発防止の目的で良くなってもある程度の期間は、服用を続けた方が再発しにくい。

痔核。神経性潰瘍の患者さん

女性。65歳

痔核の患者さんである。

自律神経失調症があり、神経性胃炎から胃潰瘍になったと言われた。胃潰瘍の治療は、西洋薬で治療されるとのことである。

痔核のみ漢方治療を希望された。

治療開始

漢方の血流改善薬と漢方薬の痔の適方の服用を開始する。

服用1ヵ月半後

痔核はだいぶ良くなってきたそうである。

服用2ヵ月半後

調子が良いので漢方薬の服用量を半分に減量した。

服用4ヵ月後

服用量を半分に減らした為か、改善のスピードが遅くなったような気がすると言われる。

服用6ヵ月後

痔核もまったく無くなって、気分が良いと言われる。

治療終了

その後、再発防止で3ヶ月ほど漢方薬の服用を続けられた。

痔核で痛みが激しい

女性。34歳

痔核、出血無し。痛みが激しい。最近になり急にお尻が痛くなり、痔核が出来てきたそうである。出血は無く、触ると痔核が触れるとのことである。

治療開始

漢方の血流改善薬と漢方の痔の適方の服用を開始する。

服用1ヵ月後

痔核は手で触れるが、痛みは無くなった。

服用4ヵ月後

痛みも痔核も無くなったそうである。

服用6ヵ月後

痔核が完全に無くなったため、漢方薬の服薬を中止する。

2年6ヵ月後。服薬再開

以前ほどではないが、最近痔核が少し出てきたようだと言われる。漢方の血流改善薬と漢方の痔の適方の服用を再開する。

2年7ヵ月後。服薬再開1ヵ月後

今回は1ヶ月の服薬で完全に痔核が消失した。

その後、6ヶ月間再発防止で漢方の血流改善薬と漢方の痔の適方を服用した。

太陽堂漢薬局より

この例は、痔核が改善した段階で漢方薬の服用を中止し、また再発した例である。改善した後も再発防止の目的で半年ほど服用した方が再発しにくいと思われる。

痔核と排便時の痛み

男性。39歳

痔核で出血有り。

患者さんは、和食の料理人で立ち仕事である。本人は内痔核で便秘だと言われた。だが排便時の痛みと出血がある事を考えると、外痔核ではないかと思われる。

治療開始

漢方薬の痔の適方と漢方の止血剤の服用を開始する。

服用1ヵ月後

出血もほとんど無く良好である。

服用10ヵ月後

この間、患者さんは調子が良いと服用を止め悪くなるとまた飲んだりの繰り返しだった。

服用11ヵ月後

1ヶ月間まじめに服用したら、痔核は無くなり出血も無くなった。

肛門から軟らかい肉が出ていて脱肛があるそうである。漢方薬の補脾剤と代謝賦活剤を追加し服用を開始した。

今までの漢方薬の痔の適方、漢方の止血剤は再発防止のため、服用量を半分に減らし継続服用した。

服用2年後

この患者さんは、調子が良いと服用を止め、悪くなるとまた飲んだりの繰り返しをするため、一向に治療が終わらない。

服用2年半後

やっと痔核の症状も消え、脱肛も改善した。

治療終了

その後、再発防止で服用を勧めたが、服用されなかった。