非結核性抗酸菌症。かけ橋掲載分
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病院の検査で菌が消失
1959年生、女性
3年ほど前に痰の検査で非結核性抗酸菌症と診断された女性から相談を受けた。
発端は胸に違和感があり病院で検査をした際、肺に空洞がある事が判明。空洞の原因を探る為に様々な検査で非結核性抗酸菌症が分かった。
症状は、痰が常に絡んでいて、咳が出る。微熱がある為体力も落ち、気力が出ないそうだ。
女性には、
- 免疫力を高める薬
- 咳や痰を鎮める薬
- 菌を抑える働きの薬をお出しした。
また乾燥すると咳が出やすくなる為、潤の作用のある海産物、りんご、梅、サクランボ、梨、蜂蜜を摂取する事をお勧めした。
反対に乾燥する働きのある苦い物やアクのある物は控えめにして頂いた。
服用から5ヶ月後、病院の検査で菌が検出されなくなった。体力もついて、軽いウォーキング等も出来るようになってきたと嬉しいご報告を頂いた。
その後も順調で菌は検出されていないが肺に空洞が有る為、減薬しながら漢方薬を続けられている。
西洋医学では治療は難しく、緩やかに数年かけて病状が悪化。
進行すると呼吸不全をおこす怖い病気であるが、太陽堂では治療法を確立しており多くは改善している。
レントゲンで菌が消失した女性
1947年生、女性
10年前の検査で非結核性抗酸菌症と診断された。
当時は無症状だったが7年前より咳や痰が酷くなり、睡眠が取り辛くなってきた。また血痰も出始めた。
病院では症状を抑える咳止め、出血止め、抗菌薬等が処方されたが、根本的な治療は難しいと言われ相談に来られた。
非結核性抗酸菌症とは、結核菌以外の抗酸菌による慢性化した肺炎であり、緩やかに進行する方が多い。
当薬局では問診と糸練功により
- 菌を抑える働きのある漢方薬
- 咳を鎮める漢方薬
- 体力をつける漢方薬
を組み合わせてお出しした。
乾燥すると咳が出やすくなる為、食養生として潤いをつける食事を摂る事。反対に乾燥する物を極力減らして頂く様お伝えした。
また体力をつけ、肺を鍛える為に散歩やストレッチ、水中ウォーキング等軽い運動を勧めた。
服用から3ヶ月、咳が減り家族や友人から「イキイキして、顔色が良くなったね」と言われたそうだ。
症状に合わせて選薬、減薬をしながら2年半服用された。病院の検査では菌が消失していると嬉しい報告を受けた。
現在の西洋医学では、治療は難しいとされているが漢方太陽堂では治療法を確立しており、多くの方が改善している。
酸素吸入が不要となった女性
1940年生、女性
４年ほど前に非結核性抗酸菌症と診断された女性から相談を受けた。
体重減少が著しく、微熱、咳、血痰があり、病院の検査では血中酸素濃度が低い為、酸素吸入が必要との事。
また咳が酷い為、睡眠が取れずお辛いようであった。
非結核性抗酸菌症は、結核菌と異なり人から人へは感染しない。現在の西洋医学では治療は難しく、多くは緩やかに数年かけて病状が悪化していく。
進行すると肺に空洞ができ線維化を起こし呼吸不全をおこす。
女性には、
- 体力をつけ自己免疫力を高める薬
- 咳を鎮める漢方薬
- 菌を抑える働きのある薬
をお出しした。
また乾燥すると咳が出やすくなる為、潤いをつける食材。海産物、りんご、梅、蜂蜜等を摂る事。
反対に乾燥をさせる食材。苦い物、アクのある物等を極力減らして頂く様に養生をお伝えした。
服用1ヶ月で夜中の咳が出なくなり睡眠が取れるようになった。
2ヶ月目には食事量が増え、4か月目には酸素吸入が不要となった。
1年後、微熱が出る事はなくなり体力がついてきたので咳や痰を鎮める薬を中心に漢方薬を組み直した。
女性は、一人で出かける事も出来なかったが今では近所を散歩できる程になったと嬉しい報告も受けた。
太陽堂では治療法を確立しており多くの方が改善している。
