非結核性抗酸菌症(肺MAC症)

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)について

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)は、結核菌以外の抗酸菌の感染により発病します。抗酸菌の中には結核菌とそれ以外の菌があり、150を超える菌種がいると言われています。マック菌(アビウム、イントラセルラーレの2種類)が一番多く、次がカンサシ菌です。
この疾患は結核菌以外の抗酸菌による肺の慢性感染症です。
これらの抗酸菌は、川・土壌・空気中にも自然環境に存在しており、ご家庭のお風呂にもいます。

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)とは

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)は、免疫力が低下した時に抗酸菌に感染すると、心臓横の肺の下肺野部分に病巣が出来、繊維化していきます。
初期の段階では症状が見られず、緩やかに進行していきます。
進行すると咳・痰・血痰・喀血等の症状が出てきます。

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)は、結核菌と異なり、人から人へは感染しません。
理由は分りませんが、中年以降の女性に多く、最近20~30年で患者数は急増しています。また女性で痩せ型の方に患者さんが多いとの報告もあります。

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と漢方

西洋医学の治療では、結核のお薬を応用していきますが、現在のところ完治させることは望めない状況にあります。
また年齢が上がると、西洋薬による副作用(肝臓障害、腎障害、味覚障害、胃腸障害、視力障害他)等が問題となっています。
太陽堂漢薬局では、この疾患の漢方治療を見つけ多くの改善例があります。また後遺症となる繊維化に対応する治療もご準備しています。

対応する漢方処方

伝統医学である日本漢方古方派を中心とした代表的な処方をご紹介します。

桔梗湯

二味の処方ですが効果も鋭いです。咳が出て胸がはって苦しく、膿様の喀痰を長い間出している方に用います。気管支拡張症の方にも適します

麦門冬湯

逆上せ気味で顏が上気して赤味がかり、急迫性の咳が出て咳嗽する時、咳が切れ難く、顏を赤くして(大逆上気)激しく咳き込み、痰が切れると一応咳が収まる、咽喉が乾燥していらいらと違和感を生じ、そのため声が枯れる(咽喉不利)といった症状の方に用います。

竹葉石膏湯

麦門冬湯の証に似て、口渇、口乾のある方に用います。発熱症が長引いて余熱が残り、痰が多く咳が激しく呼吸が浅表となり心下部が冷えて嘔吐することがある方に用います。口舌乾燥し、食欲不振、寝汗などがあり、痩せて身体枯燥し皮膚が乾燥する傾向にあり、肌が熱く触れることがある方に用います。

喀血に対し

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)や気管支拡張症で喀血がある時は、上記薬方に黄解散、田七人参等を併用し、喀血を減らします。

実際の改善症例

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)を改善・治癒された多くの皆様から、勇気と希望をもらえたら良いですね。
漢方治療を少しでも御理解して頂きたく、太陽堂漢薬局で実際に治療された患者さんの症例を御紹介致します。
諦めずに! 1人じゃないですよ! 希望を持って、一緒に考えましょう。

病巣が殆どわからないようになっている

女性75歳No.6679
4/20に○○病院で肺のレントゲン撮影をしていただきました。結果は、右肺の出血で血管を詰めたところは、病巣が殆どわからないようになっているとの事。
そして左肺の下に割と菌がはびこって広がっていたところは、縮小しつつある変化がみられるそうです。それで、又、三か月後にレントゲンを撮って変化を見てみましょうと言う事でした。
自分の感想としては、大分良くなりつつあるなあと云う事を感じております。
病院の医師によれば、この菌は縮こまったり膨らんだりしながら、拡大していく菌だとの事です。それで、油断は出来ませんので根気強く漢方薬を続けて行こうと思っております。

太陽堂漢薬局から患者さんへ

こんにちは。レントゲンの状態が改善していた様で良かったですね。こちらも嬉しく思います。
糸練功の合数も順調に改善していましたよ。咳などの状態も更に改善していきます。漢方薬に変更ありませんので、続けてお飲み頂き様子をみてお過ごし下さいね。
このお病気は、乾燥すると咳が出易くなります。これからの時期は乾燥し難くなりますが、咳が出る時は加湿する様にしてみて下さいね。

咳もほとんど出ません

女性64歳No.6705
おかげさまでとても良好です。咳もほとんどでません。調子良く過ごしています。

太陽堂漢薬局から患者さんへ

こんにちは。咳が殆ど出ず、順調に改善が進み本当に良かったです。
咳、肺MAC菌、肺の繊維化、全て消失する様にこれからもご一緒に取り組んで行きましょうね。漢方薬に変わりありませんので引き続き飲んで様子を見られてくださいね。

変わらずいい状態です

女性64歳No.6705
おかげさまで先月と変わらずいい状態です。咳もほとんど出ません。

太陽堂漢薬局から患者さんへ

こんにちは。引き続き調子良くお過ごしの様ですね。非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の咳も殆ど出ていないとの事で安心しました。
「免疫を上げる漢方薬」と「菌を除去する薬味」は、特定の菌だけでなく幅広い抗菌作用が期待出来ます。これからもっと改善を進めましょうね。
お薬に変わりありませんので引き続き飲んで様子を見られて下さいね。

非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の影が薄くなってくれて安心致しました

女性53歳No.6698
お世話になっております。7月下旬のレントゲン検査では、少し影が薄くなっているとの事でした。良かったです。
しかし、病院では「体力があるうちに3種類の薬を飲んでみましょうという」という事になりました。質問ですが、3種類の病院薬を飲みながら漢方薬は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
現在の症状は、咳や痰も減っている(出ない日もある)ので、薬代も高額になっていますので、お薬は菌を倒す薬を中心にしていただき、出来れば他のお薬は無くすなり、量を減らすなりしていただきたいと思います。

太陽堂漢薬局から患者さんへ

こんにちは。少しでも影が薄くなっていて安心しました。今お出ししている漢方薬はすべて非結核性抗酸菌症(肺MAC症)を改善する薬方です。
肺を潤す煎じ薬は、咳や痰に使用するお薬です。菌に対しての東洋医学独自の抗菌薬だけでは働きが弱くなりますので、まだ、煎じ薬を減らさないほうが良いと思います。ご了承下さいね。
病院薬との併用は大丈夫です。お飲み頂いて様子をみて下さいね。

右肺下の影が2箇所薄くなっていました

女性56歳No.6912
2月○日に○○病院に定期健診に行ったら、先生からいきなり「影が薄くなっている」と言われました。肺の右下の影が2箇所薄くなっていました。
咳は空咳っぽくなって、痰が前より減ってきました。

太陽堂漢薬局から患者さんへ

検査結果が良くなっていたようで、影も薄くなり安心致しました。
菌が減ってくる事で、咳や痰、繊維化と全てが良くなっていきます。両方の症状を同時に漢方治療していく事でより改善が早くなります。
服用回数が多く大変かと思いますが、完治を目指して一緒に頑張っていきましょうね。