吹き出す皮膚病

2022年8月5日;(写真は 奈良県 吉野山 脳天天神 です。)

東洋医学の本草学(ホンゾウガク)や食養生では、形象薬理学に基づき入薬という概念があります。
新芽類は発泄の働きがあると考えます。漢方生薬では麦芽(バクガ)などが該当します。

発泄は発散・放散する働きです。
皮膚病の患者さんに新芽類を禁止することが多いのもその為です。内蔵している湿疹や化膿などが吹き出す事があるからです。
特に山菜の新芽類やタケノコ、豆類の胚芽部分には注意を要します。

漢方薬でも虚実・陰陽を間違えると、荊芥(ケイガイ)を含む十味敗毒散(ジュウミハイドクサン)や桂枝(ケイシ)を含む白虎加桂枝湯(ビャッコカケイシトウ)で皮膚病が吹き出し悪化した例が報告されています。

他には、香りのする精油成分が入った発散剤・発表剤、附子剤(ブシザイ)などでも吹き出す可能性があります。