写真は、京都の西芳寺、苔寺です。
アトピー性皮膚炎による酷い痒み。漢方改善例
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長年の痒みで肌を掻くことが癖に
男性28歳
首のところはまだ少し赤みがありますが、全体的な皮膚の状態は先月より落ち着いています。痒みはもう少しあります。長年、肌を掻いてきたのでそれが癖になり、引っ掻いてしまいます。手にあった湿疹はほとんど無く綺麗な状態です。
睡眠は改善されて来ています。朝は6時に起きて夜は10時に寝るようにしています。携帯をポストに入れて見ないようにしています。
2024年08月27日
緑の野菜には清熱の働きがあります。太陽堂漢薬局から
糸練功の数値は上がって来ています。まだ痒みはあるかと思いますが順調に改善されて来ていると思います。食養生としては、緑のお野菜をたくさん召し上がってください。濃い緑の野菜には、清熱の働きがあります。血行が良くなると痒みが出てきやすいですが、緑の野菜は余分な熱を取りながらも血液の巡りを良くしています。なかなかお野菜が摂れない時は、青汁製剤をお出ししますので、いつでもご連絡くださいね。
アトピー性皮膚炎にとってはこれからは過ごしやすい季節となります。引き続き、保湿をしっかりしていただいて、なるべく掻かないようにお気をつけください。
アトピーの痒みは波があります
男性28歳
まだ波はありますが、痒みは落ち着いてきました。ただ、寝つきが悪いです。
2024年10月04日
掻く事が一番良くありません。太陽堂漢薬局から
第二目標の7合になるまであと少しですね。減薬が出来るか次回も細かく確認して行きますね。痒みが治まってきたのはとても良い事だと思います。
皮膚炎にとって掻いてしまうことが一番良くない事なので、なるべく掻かずに過ごせたらいいですね。下記は生活するうえでのご養生になります。ご参考ください。
- 身体が温まると痒みが出るので長風呂をしない
- 痒みがある時は保冷剤で冷やす
- お風呂上りすぐにしっかり保湿をする
勉強が大変だと思いますが、ストレッチなどで身体をほぐしてリラックス出来る時間も作ってくださいね。
肌が前より強くなってきました
男性28歳
肌が前より強くなってきました。実家の掃除で埃アレルギーの症状が出てしまった。ただ首や手にまだ湿疹があるものの、わりと調子が良いです。
漢方薬を飲み始めて風邪をひいていません。免疫力が上がってきているのでしょうか。便通はいいですが、試験日までの一週間は下痢をしていました。
2024年11月12日
漢方薬も順調に減薬開始。太陽堂漢薬局から
糸練功で漢方薬の適正量を調べたところ今回は減薬出来そうでした。1包で1.5日分になりますが、症状が酷く出た場合は、今まで通り1包で1日分としてお飲みください。
これからアトピー性皮膚炎にとっては改善しやすい時期に入りますが、乾燥は悪化させる原因になってしまいます。引き続きお風呂上がりの保湿をしっかり行ってくださいね。
自炊をするようになり便通良好
男性28歳
自炊をするようになって便通が良くなりました。運動も始めました。手の甲と首に少し湿疹が出ている以外は綺麗な状態を保っています。睡眠もしっかり取れています。
2024年12月13日
白砂糖や油分は控えてください。太陽堂漢薬局から
減薬しても悪化せずに良い状態を保っているのは、日々の養生を気をつけている証拠ですね。自炊もされて素晴らしいと思います。茄子、ピーマン、緑の野菜をしっかり摂り、反対に白砂糖やチョコレートなど甘い物、油分の多い物は控えていただくと一気に改善する可能性があります。皮膚は内臓の鏡と言われますので、やはり腸内環境を要することが肝になりますね。
お風呂に入る時は緑茶パックを試してみて下さい。茶カテキンにはアトピーを改善する働きがあり、静岡のお茶の研究所でも子どもたちを対象にした研究が行われ、改善報告が上がっているそうです。痒みが出た時は掻いたりこすったりせず、寒いですが保冷材などで冷やして赤みを取って下さいね。

