患者さんとの「かけ橋」です。漢方相談

太陽堂漢薬局の患者さんに、毎月お配りしています。

漢方治療を少しでも御理解して頂きたく、太陽堂漢薬局での実際の症例を毎月御紹介致します。 患者さんにとって、少しでも御参考・励みになれば幸いです。

(注;東洋医学で言う臓腑経絡は、西洋医学の内臓とは異なります。)

【 不眠症 】と漢方症例報告

不眠症-右手の違和感-不安 2014年7月

(昭和47年生、男性。No.4871)

眠れなくなり、眠れないことから不安を感じてしまう男性より不眠症の相談を受けた。

ショックな出来事があり、2ヵ月ぐらい前より寝付きが悪くなってきたとの事。心療内科にて出して頂いた睡眠薬を飲む事で眠れるとの事だった。

糸練功にて確認した所、不眠症(五志の憂)の部分に抑肝散証を、人間の体質的な部分の反応である生体内環境に四逆散の証を確認した。治療は、生体内環境を中心に治療を開始した。

不眠・不安は、東洋学では五志の憂と言われている。「怒、 喜、 思、悲 、恐」の5種の精神状態が乱れる事で起こっているものと考えられる。

治療開始から1ヵ月後、合数の改善は2合まで進み不安の部分は大分取れてきたとの事だった。

治療開始から7ヵ月後、睡眠薬の服用なしで眠れるようになってきたとの事。大分改善が見られて不安もなくなったとの事だった。

治療開始から1年7ヵ月後、不眠の治療が終了して、右手の違和感による治療に切り替えた。右手の違和感では、血栓性の反応とこちらも生体内の反応により治療を開始した。

治療開始から2年6ヵ月後、違和感も大分なくなり改善してきているとの事。治療開始から5年で不眠・不安・右手の違和感に対しての不快感がなくなったとの事で治療終了に至った。

最後に

東洋医学の治療は、西洋医学と異なり体質改善や原因療法の傾向が強いです。それだけに、効果の出る時間に個人差があります。「かけ橋」・「多くの漢方治療歴」が、患者さん同士の希望に繋がることを願っています。

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