坐骨神経痛

身体の痛み

太陽堂漢薬局での実際の改善例です

30代女性。椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛で歩くことも出来ず、手術をし、回復しました。しかし、わずか1年後に再発、再び歩けなくなりました。トイレも這って行く状態でした。

そして太陽堂漢薬局の漢方治療で回復。走ったり、登山も出来るようになり、以後20年以上経っても再発していません。漢方薬の力は捨てたものではありません。

坐骨神経は最も太く長い神経

坐骨神経は末梢神経の中で最も太く長い神経です。腰椎から出て、大殿筋、お尻の筋の下から大腿の後ろを通り、膝の裏の上で前後に分かれています。したがって障害が起こると、痛みはもも、ふくらはぎを通り、足の裏まで及びます。

歩いたり、走ったり、転ばないように体のバランスをとるため、坐骨神経の末梢神経は大切な役割を果たしています。また、下肢の皮膚感覚にも大切な働きをしています。

坐骨神経痛の原因は

坐骨神経痛は、神経が腰椎から出て骨盤を抜け、お尻の筋肉から出るまでの間のどこかで障害を受けたために起こります。痛みの現れ方は発作的ではなく、連続して起こるのが特徴です。

原因は、椎間板ヘルニア、変形性腰痛症、脊椎のガンによる圧迫、糖尿やリウマチ、動脈硬化、帯状疱疹、アルコール依存症など色々です。

また坐骨神経痛は、寒さや圧迫、老化による老廃物の蓄積が原因になることもあります。疾患がある場合は、それそれの病名がつき症状の一つとなります。

坐骨神経痛でお悩みの方

坐骨神経痛で「痛い。でも、みんな腰痛はあるし、病院に行くほどではない」、「痛くて、痛くて、日常生活もままならない」など様々です。良い時、悪い時ありながら徐々に進行する痛みの病。

今の症状がまだ軽いうちに、手術を考える前に、苦痛のない本来の貴方に戻るために、太陽堂漢薬局で一緒に取り組んでいきましょう。

漢方治療で坐骨神経痛を完治へ

坐骨神経痛をお持ちの方は大勢いらっしゃるので、最近では、ある程度の痛みが当たり前、普通だと思ってしまう傾向にあります。

痛みがまだ軽いうちから体質改善し、今後の酷い苦痛を伴う日々を過ごさないよう、或いは辛い痛みがより早く改善するように取り組んでいけたらと思います。

手術を勧められていた患者さんが、太陽堂漢薬局の治療で回復された方が多数いらっしゃいます。再発しないためにも、手術をされる前に一度お考え下さい。

太陽堂漢薬局の治療

東洋医学における見方は西洋医学とは異なります。一言で腰の痛みといっても原因は人それぞれ。

当薬局では医療気功の糸練功を駆使し、痛み方や痛む時間帯なども考慮した上で証、漢方治療法を決定し、症状を解消し体質を改善させていきます。漢方薬は一人一人違うオーダーメイドとなります。

今までの経験上、自力で歩ける方は太陽堂漢薬局の治療により改善すると考えています。しかし過去には、症状が酷く担がれてきた方もいます。また杖を使ってやっと歩行できる方もいました。いづれも改善し再発していません。

漢方治療後は自力で歩くことができ、走ったり趣味の登山を楽しめるように回復した方も多数います。坐骨神経痛などでお悩みの方、一度ご相談下さい。

漢方薬での改善の進み方

坐骨神経痛を漢方薬で治療し改善していく過程で面白い事に気付きます。

  1. 症状の変化
  2. 症状の出る部位の変化

です。

1の症状の変化は、あの激しい痛みが段々薄れるに従い痺れが強くなります。

また2の痛みの出る部位が腰から太もも、膝、足の指先と移っていきます。今まで痛かった腰や太ももの症状が消失し、膝が痛く感じる方もいます。「先生、痛くなかった膝が痛みます」と訴える患者さんもいらっしゃる位です。

痛みが消失すると最後に痺れが残ります。そして足の指先の痺れが取れると坐骨神経痛の治療が終わります。

坐骨神経痛の養生法

坐骨神経痛を再発させないため筋力は大事です。漢方治療での治り方も筋肉が発達した方は早い傾向にあります。骨の疾患では、この病気に限らず筋力のある人は治りやすいし再発もし難いです。

坐骨神経痛に関しては腹筋と背筋を鍛えないといけません。運動方法が間違っていると、腹筋運動などで逆に腰に負担が来ることがあります。太陽堂漢薬局では患者さんに腹筋と背筋の運動法をご指導しています。

腰に負担が来ない姿勢

坐骨神経痛の方は、両足で立つと腰に体重が掛かります。頭からの力と両足からの力が腰に集中してしまいます。体育の休めの姿勢の様に、出来るだけ片足づつ体重をかける様に努めます。

また車に乗っている時は腰に最大300Kg程の負荷が掛かると言われます。椅子と腰の間に空間を作らないよう深く座るようにします。

床に座る時も注意が必要です。胡坐をかいて床に直接お尻を付けるより、床からお尻が浮いている正座の方が腰への負担は少ないです。同様に固い椅子へ座るのもお尻と固い椅子が直接に当たり腰への負担が生じます。腰への負担が少ない柔らかい椅子へ深く座ります。

出来るだけ腰への負担を減らすため、入浴中や就寝中以外はコルセットをお勧めします。