五気の証明と東洋医学の診断2

漢方コラム
鹿児島県桜島

写真は、鹿児島県、桜島です。

五気の証明と東洋医学の診断1より続く

薬味・薬方を載せる位置と金属板を載せる位置とやり方

  1. 入江先生は経験的に、手掌に金属板の小を載せ、手背に金属板の大を載せていらっしゃいました。
  2. 薬味・薬方が再も強く反応する位置は手掌、手背は各々下記の図の位置です。
  3. 手掌、手背に金属板を載せ、次に寒涼平温熱の薬性の薬味・薬方を載せていきます。
  4. 反対の手掌で糸練功やFT。反対の手でオーリングテスト、筋力テストを行います。

手掌手背

実を更に実し、虚を更に虚せしめる・・・。」砂糖を身体に付け、机の上の砂糖に対し糸練功を行うとstが出ます。オーリングテストではオープンになります。塩を身体に付け、机の上の塩に対し糸練功を行うとstが出ます。身体を熱証にすると熱薬に反応し、涼証にすると涼薬に反応し、温証にすると温薬に反応します。

結果

寒薬 涼薬 平薬 温薬 熱薬
手掌 銅板(小) st st
アルミ板(小) st st
手背 銅板(大) st st
アルミ板(大) st st
  • 手掌は金属板の小での状態が出現しています。
  • 手背は金属板の大での状態が出現しています。陰面である手掌は敏感で陽面である手背は鈍感なのかもしれません。

平薬は全ての五気に反応しています。

  1. 芍薬甘草湯は温です。芍薬4g(涼)+甘草2g(平)=温。両方を合わすと涼になるべきですが、温になります。甘草の平が無気では説明がつきません。
  2. 承気湯は寒ですが、大黄甘草湯は涼です。大黄4g(寒)+甘草2g(平)=涼。寒になるべきですが涼です。甘草の平が無気ではこれも説明がつきません。甘草量を増やすと大黄甘草湯は寒になります。甘草が薬味の家老と言われるのは、甘草が五気をすべて持つからかもしれません。

新古方薬嚢「いづれにも偏せず特に気の働きを発せざる物を平となす」の認識ではなく、平は全ての気(寒涼温熱)を持っていると考えられます。

病の五気である寒熱の診断は簡単

TwoMetalContactoを使うと、病の寒熱が簡単に診断できます。方法は病の合数を決めます。同じ合数で金属板の大小を載せていきます。

  • 手掌にアルミ板の小を載せた時に、反対の手掌でstは寒証の病です。
  • 手掌に銅板の小を載せた時に、反対の手掌でstは熱証の病です。
  • 手背にアルミ板の大を載せた時に、反対の手掌でstは涼証の病です。
  • 手背に銅板の大を載せた時に、反対の手掌でstは温証の病です。

病の五気の診断も簡単にできます。