血熱を造る血毒

2020年9月23日;(写真は福岡県 小倉城です)
血毒(ケツドク)により生じた血熱(ケツネツ)の上焦(ジョウショウ)の症状には、高血圧やくも膜下出血、副鼻腔炎などがあります。漢方薬の黄芩(オウゴン)や黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)が適応します。
中焦(チュウショウ)は肝炎や胃炎、潰瘍など。黄連(オウレン)や小柴胡湯(ショウサイコトウ)を用います。
下焦(ゲショウ)は婦人科などの不妊症や痔核、血栓症など。黄柏(オウバク)や一般に言われる駆瘀血剤(クオケツザイ)、桂枝茯苓丸(ケイブクリョウガン)などが適応します。

血毒の強い人は、生野菜を多く摂ると良いです。またナス科のナスビ、トマト、ピーマン。アクの強いホウレン草やゴボウなどは温野菜としてアクを減らし食べると合います。

この血毒下焦の中には、陳旧(チンキュウ)の瘀血(オケツ)と言う分類が有ります。頑固に凝り固まった瘀血です。玄米を必要期間のみ短期間食べると良いです。

逆に、血虚(ケッキョ)は冷えや貧血、体力低下の原因になる血毒です。
血虚には人参、反鼻(マムシ)、当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)などが適応します。
食養生として、温野菜やイモ類、穀類、ニンニク、レーズン、鶏肉、牛肉、マトン等が合います。