写真は、大分県別府市、地獄です。
太陽病から少陽病へ移行する時
裏熱の無い葛根湯証は傷寒の小柴胡湯へ移行することが多いです。裏熱のある麻黄湯証は裏熱を伴う柴胡桂枝湯へ移行することが多いです。この原則を知っていると麻黄湯証を呈する感染症は次は柴胡桂枝湯証になる可能性が高く、予め投薬ができます。
少陽病に移行すると
少陽病は中焦ですので胃や肝臓を中心とした消化器です。中和解毒、清熱が治療原則になります。少陽病では肝臓の負担になる油ものは禁止です。清熱の牛黄、葉緑素、解毒のアミノ酸などを使います。虚証の場合は牛黄や葉緑素に白人参を加味しても良いです。
少陽病の往来寒熱
往来寒熱で夕方に高熱が出るときは太陽病が強く残っていると考えられます。この様な時は糸練功で判断し午前中は少陽病の治療をし、昼2~4時位から麻黄湯や葛根湯加石膏を投薬します。解熱後に夜は少陽病の治療へ戻します。このような場合は悪性であり、数日高熱や微熱を繰り返し治癒していきます。少陽病ですので地竜を加味しても良いです。
微熱や咳が続く
1か月近く微熱が続く場合は補中益気湯加白参、補中益気湯合白参製剤で取れる人が多いです。たまに補中益気湯単独の方が良い人もいますが、殆どの人は補中益気湯加白参です。また咳が続く場合、年配者の場合は麦門冬湯証が多いです。布団に入ったり、温まると酷くなる咳です。
風邪の併病または兼病
患者さんによっては前回の風邪がまだ少陽病位にある時、新しく引き直した風邪が太陽病位に出現することもあります。糸練功で確認できます。
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