ヘルペスなどの水疱

2022年6月16日;(写真は 上空から見た福岡市博物館 です。)

ヘルペスやストロフルス、帯状疱疹などの水疱に漢方薬は効果が早い事が多いです。
「漢方薬が水疱に効くの?」
意外ですが水疱に漢方薬は即効性の場合が多いのです。

帯状疱疹のヘルペスなどは、適した漢方治療をすると1週間程で枯れる場合が殆どです。
治療が即効性であればあるほど、その後の帯状疱疹後神経痛を発症する確率も減ります。

痛みを伴う水疱には、越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)、麻杏薏甘湯(マキョウヨクカントウ)などを選薬します。
一般的には五苓散(ゴレイサン)を使うことが多いです。
虚証には桂枝加黄耆湯(ケイシカオウギトウ)。
また免疫反応が未熟なために起きる小児ストロフルスや、滲出性中耳炎にも桂枝加黄耆湯が適する場合が多いです。これらの疾患も東洋医学では表の水毒になります。
他に水疱には、藿香正気湯(カッコウショウキトウ)加薏苡仁(ヨクイニン)、消風散(ショウフウサン)なども用いられます。

東洋医学では水疱を水毒と捉えます。そのため表の水毒に用いる処方が多いです。
但し五苓散証の方意は裏の脱水ですが、表は発汗し湿になりますので水疱に用います。

麻黄(マオウ)は体表の血流を改善することで表の体温を上げ、免疫力が上昇しウイルスに対応します。
薏苡仁には抗ウイルス作用があると言われています。