心臓喘息 – 漢方相談

心臓喘息は心臓の機能が原因で起こります。心臓には4つの大きな部屋(心房・心室)があります。このうちの右心室と左心房は肺と繋がっています。残りの左心室と右心房は全身に繋がっています。

心臓の半分は全身と、半分は肺と繋がっていることになります。心臓が弱ると肺の機能が阻害されます。

心臓喘息の症状

漢方治療が有効です。心臓性喘息は心臓の機能が低下することにより、一種の心不全状態になり喘息様の症状が出る病気です。

症状は咳はそれほど酷くなく、呼吸困難や息苦しさが中心です。しかし症状だけでは気管支喘息と判断が難しい場合もあります。

発作は夜間に発生しやすいです。風邪や精神的ストレス等が引き金になり発作を起こします。

◆心臓喘息の漢方治療

他の医療機関で気管支喘息と診断された方の中に、太陽堂漢薬局で心臓喘息の漢方治療で改善される方がいらっしゃいます。

気管支喘息の罹患期間が長い方や、気管支拡張剤を使用すると心臓に負担が行きますので、気管支拡張剤を多用されている方に多い傾向があります。

また気管支喘息の治療をして少し改善するが完治せず、或いは心臓喘息の治療を行うと軽快するがスッキリしない。両方の喘息を患われていらっしゃる患者さんも見受けられます。両方を同時に治療することにより長年苦しんだ喘息から解放され完治される方も多いです。

太陽堂漢薬局には心臓喘息専門の漢方薬があります。

ぜひ漢方治療をお試しください。

◆漢方薬治療-心臓喘息をご紹介

木防已湯・増損木防已湯 – 実証の心臓喘息に適応

本方は発作時に用いるのではなく、平素適用することによって、発作を予防する効がある。心下痞堅の腹証があり、発作のないときでも、体動時の呼吸促拍、喘鳴、浮腫 などのあるものによい。

変製心気飲

これも平素服用することによって、発作を予防する効がある。腹証は、木防已湯証に似ていることもあるが、腹部が堅硬でないものもある。この処方は、元来浮腫の多いのを目標とするが、浮腫のないものに用いてもよい。木防已湯を用いて効がなく、本方の奏効するものがあり、本方が効かなくて、木防已湯の奏効することもある。

茯苓杏仁甘草湯・茯苓杏仁甘草湯合麻黄杏仁甘草石膏湯

腹部には痞堅の状がなく、呼吸困難、胸内苦悶、喘咳、浮腫などのある者に用いる。本方は発作時に用いてよい。薬が淡泊だから、濃厚なもののおさまらない時にも、のむことができる。茯苓杏仁甘草湯に、麻黄と石膏を加えたものが、茯苓杏仁甘草湯合麻黄杏仁甘草石膏湯であり、麻黄剤は主として気管支喘息に用いられるが、心臓喘息にも用いることがある。

治喘一方

発作時に用いて、一時の効をとることがある。

参考文献・出典;漢方診療医典 大塚敬節・矢数道明・清水藤太郎 著

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