脊柱管狭窄症と脊椎分離症(脊椎すべり症)の原因と治療法

脊柱管狭窄症と脊椎分離症(脊椎すべり症) - 漢方相談

脊柱管狭窄症と脊椎分離症。脊椎は、頚椎から仙骨までを構成する椎骨には椎孔という穴が開いており、一本の管になっています。

脊髄は腰椎あたりから脊髄の神経の束が分かれていきますが、この状態が馬の尾に似ていることから、馬尾神経と呼ばれています。

脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの関係

椎間板は20代から老化し、脊柱管(神経が通る穴)を押しつぶし、その中の馬尾神経が圧迫されて腰痛や下肢のしびれが起こることがあり、これを脊柱管狭窄症といいます。

椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の違い

脊柱管狭窄症

拍動が感じられ、背中をそらすと足に痺れ、脱力感

椎間板ヘルニア

腰椎上部のヘルニアは、後ろにそらせると痛い。腰椎下部のヘルニアは、背中を丸めると症状が悪化します。

◆脊柱管狭窄症と異なる脊椎分離症・脊椎すべり症

脊椎の関節が折れて、脊椎の前後が分かれてしまったものを脊椎分離症といいます。

脊椎の関節が骨折し、分離すると、もともと脊椎は前方へ湾曲しているため、容易に骨折した脊椎の一部が前方へ動き、ずれてしまうことがあります。これを脊椎すべり症といいます。

脊椎分離症や脊椎すべり症が最もよく起こるのは第4腰椎と第5腰椎の間、次いで第3腰椎と第4腰椎の間です。

先天性と後天性のものがあり、後天性のものは、スポーツをしている成長期の青少年によくみられます。

エックス線検査で脊椎の分離があっても、全く痛み症状のない方もいます。それは分離した脊椎を靭帯や筋肉で補っているためです。症状によって靭帯や筋肉の強い人では、痛み等の症状が現れにくくなるのです。

痛みの進行

朝、起きた時や動作を始めたときに腰に違和感・圧迫感を感じる。動いているうちに楽になるが、長時間立っていたり、後屈・前屈の姿勢を続けたり、激しい運動をすると痛みが出る。

脊椎が身体の前方にずれて脊椎すべり症になると、脊椎を通る神経が圧迫され、臀部から下肢に痛みが走る坐骨神経痛が発症します。脊中管が変形し、腰部脊中管狭窄症が現れることもあります。痛み・しびれが起きた時は椎間板ヘルニアを一緒に起こしている可能性があります。

◆脊椎分離症(脊椎すべり症)と脊柱管狭窄症は、太陽堂漢薬局の漢方が最も得意とする分野

漢方では、脊椎分離症も脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、腰痛も病名に関係なく、「漢方の証」を判断し治療をしていきます。太陽堂漢薬局の最も得意とする分野です。

脊柱管狭窄症と脊椎分離症の物理的な痛みが、何故漢方薬で改善するかは不明です。しかも骨も同時に強くなるため、再発は殆どしません。非常に多くの漢方薬を「漢方の証」に合わせて治療していきます。殆どの方が治ると言っても過言ではありません。