小児喘息の苦しみ

小児喘息 - 漢方相談

小児喘息は、成人型の気管支喘息と病理的には同じになります。

気管支炎と異なる小児喘息の特徴は、呼吸する時の喘鳴(ヒューヒュー)が特徴となります。

小児喘息では、風邪の時以外にもこの喘鳴が聞こえるようになります。

小児喘息の原因

小児喘息の原因は、風邪等のウイルス感染、ダニやハウスダスト、カビ、動物の毛等が原因となるアレルギー反応があります。

食物等が原因のアレルギー反応、薬物等が原因(例としてアスピリン喘息)も、小児では稀ですが起きることがあります。

家の中のカビは、湿度が70%を超えると急速に繁殖します。小児喘息の患者さんのご家庭では、湿度管理に気をつけた方が良いかもしれません。

◆小児喘息で苦しむ

雨の前日は湿度が上昇し、非常に小児喘息の発作が出やすくなります。逆に明日から晴れる日は湿度が低下し、発作は出にくくなります。

また体内ステロイド量が低下する夜間も小児喘息の発作が出やすくなります。

子供が喘息発作で苦しんでいる姿は、横で見ている親としては非常に辛いです。あまりにも発作が酷い場合は、子供は横になることも出来ずに座って発作に耐えています。

◆小児喘息には漢方治療がお勧め

私は気管支喘息、私の娘は小児喘息で苦しみました。太陽堂漢薬局の漢方薬で完治しました。

漢方薬は気管支の攣縮が起こり難いように働きます。そのため風邪を引いても、逆に咳は殆ど出なくなります。

小児喘息は、ぜひ太陽堂漢薬局で体質改善をお勧めします。

◆漢方症例報告「かけ橋」

太陽堂漢薬局と患者さんとの「かけ橋」です。

太陽堂漢薬局の患者さんに、毎月お配りしています。

漢方治療を少しでも御理解して頂きたく、太陽堂漢薬局での実際の症例を毎月御紹介致します。

漢方治療中の患者さんにとって、少しでも御参考・励みになれば幸いです。

気管支拡張剤を使用の小児喘息の3歳女児

小児喘息-3歳の女児

(平成19年生、女性。No.5282)

3歳の女児より喘息の相談を受けた。

2歳の時に喘息と診断され、1度だけステロイド吸入を行った。日頃、喘息発作は出ないのだが、風邪を引くと咳が長引きなかなか治らない。風邪を引いた時は、気管支拡張剤の張り薬と飲み薬で対応しているとの事だった。

糸練功にて、「気咳」と言われるタイプの証を捉えた。この証は、咳だけでなく息苦しさも現れるのが特徴である。また「気咳」は、咳の体質改善の中で、最も治療期間が長くかかるタイプである。

治療開始から1ヵ月後、糸練功にて卵の白味、リノール酸(マヨネーズやマーガリン等)、ダニ、猫に対するアレルギー反応を確認した。体質改善を早めるには、出来るだけアレルゲンを遠ざけたほうが良い。体質改善を終えると卵を食べたり猫に触れてもアレルギーは出なくなる。

患者さんは、小さいながらも粉薬をほぼ毎日欠かさず服用された。お陰で1ヵ月毎に咳の状態は落ち着いて行った。就寝中は口呼吸をして喉が痛くなることがある。口呼吸の子供は、免疫力が弱いとの統計が出ている。極力、鼻呼吸の癖をつけるようにアドバイスした。

更に4ヶ月後、咳は殆ど出なくなってきた。アレルギー反応も卵の白味×→△、マーガリン×→△、マヨネーズ△→○、ダニ×→△、と改善が進んでいた。然し、改善途中はアレルゲンに当たると強い咳が出てくる。アレルゲンを避けながら根気良く漢方薬を続けられた。急性の咳も徐々に出なくなり、約2年間の期間を経て治療終了となった。