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腎臓・膀胱のお病気の、症状・原因・漢方治療方、症例を解説・ご紹介します。

腎臓病は血尿、タンパク尿、腎機能低下等を伴い、西洋医学的にも治療の難しい分野です。

漢方でも難しい分野になりますが、クレアチニンが正常化し透析を免れたり、漢方のほうが治癒率は高いように思えます。また初期の段階ならほば確実に漢方で治せるのも腎臓病の特徴です。

浮腫みは腎臓だけでなく、肝臓や婦人科(妊娠腎等)、心臓、リンパの流れや、血流・血栓など原因が様々です。その原因別に漢方治療を行っていきます。

腎臓病・腎炎とネフローゼ症候群

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ネフローゼ症候群

腎臓病の一つネフローゼ症候群では、尿にタンパク質が多く出ます(蛋白尿)。それにより血液中のタンパク質が減少してしまいます。

腎臓病の症状

腎臓病(ネフローゼ)で蛋白尿になると、尿中に含まれるタンパク質やサポニンのため、尿が泡立ちやすくなります。

尿にタンパク質が漏れると、血液中のタンパク質が減少します。そのために血液が薄まってしまいます。生体は血液が薄まると、体液とのバランスを取るため、血液中の水分と塩分を血管外に出してしまいます。それが浮腫みとなります。

腎臓病検査で、「尿蛋白+」、タンパク質の一つである「アルブミン値3.0g/dl以下」だとネフローゼ症候群だと考えられます。

腎臓病(ネフローゼ症候群)では、浮腫みを減らすため塩分の摂取を制限します。

浮腫(むくみ)の原因と治療

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東洋医学では「水腫」

東洋医学では、むくみ・浮腫は「水腫」と言い水毒との関連が強いと考えています。

東洋医学で捉えたむくみ・浮腫

むくみ・浮腫には実腫と虚腫があります。実腫は、浮腫みを指で押しても直ぐに元に戻るタイプです。虚腫は、押した後が直ぐに元に戻らないタイプです。

また実腫は張りがあり、虚腫はフニャフニャで柔らかいです。実腫は治り易く、虚腫は治療に時間が掛かることがあります。

膀胱炎と尿道炎

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東洋医学では「白濁」

膀胱炎・尿道炎は東洋医学では「白濁」という病名になります。

膀胱炎・尿道炎の症状は、下腹部の圧迫感、排尿痛、残尿感、尿の混濁、尿の出渋り、発熱等で、非常に症状の激しい人もいます。

再発を繰り返す膀胱炎

若い女性に多く、一度膀胱炎・尿道炎を発病すると、西洋医学的治療にて治ったようになりますが、その後に度々再発を繰り返す人も多いです。

抗生物質を使用しても、症状が軽快せず、なかなか治らず苦しんでいる患者さんが多いです。

膀胱炎の漢方薬

漢方治療をすると速やかに改善する人が多く、完治する場合が多いです。

腎臓結石・尿管結石・膀胱結石

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発作時は激しい痛み

腎臓結石・尿管結石・膀胱結石は発作時に激しい痛みが生じます。痛みは、腎臓部より膀胱、尿道、下肢にまで拡がり、尿が突然に出なくなったり血尿を伴ったりすることもあります。

腎臓結石・尿管結石・膀胱結石の原因

同じ結石でも、胆石・胆砂の成分は一般的にコレステロールによる結石です。一方、腎結石や膀胱結石は、膵石と同じシュウ酸カルシウムが主成分です。

食事でシュウ酸の多いホウレン草などは、控えるか、よく火を通して食べます。シュウ酸は、加水分解ではなく熱分解で壊れますので、煮る・ボイルじゃなくてもフライパンで炒めても分解します。アクのある野菜は出来るだけ生食をせずに、十分に火を通した方が腎結石・膀胱結石は出来にくくなります。

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