骨粗鬆症(骨粗しょう症) – 漢方相談

骨粗鬆症とは、加齢とともに骨のカルシウムが流出し、骨量が減少、骨がもろくなって骨折しやすくなる疾患です。高齢者や、閉経後5年から10年の女性によく起こります。

閉経すると女性ホルモンのエストロゲンが分泌されなくなるため、カルシウムが不足し起きる老化現象の一つが骨粗鬆症です。

骨量減少だけでは症状はありませんが、骨粗鬆症になると骨折しやすくなり、骨折によって痛みが出ます。

◆骨粗鬆症(骨粗しょう症)の食事生

骨粗鬆症の食事は、味付けを薄味にしたほうが食べ過ぎません。腰痛や膝痛があり、体重がある方は減量が必要になります。炭水化物や脂肪を控えめに、たんぱく質やカルシウムなどのミネラル、ビタミンを多く含んだ食事を心掛けます。

また、食事の時はゆっくりよく噛んで召し上がるようにしましょう。早食いすると食品の栄養成分がうまく吸収されないだけでなく、大食いしてしまう可能性があります。

骨粗鬆症では、海のミネラルを多く含む海草、小魚は積極的に摂るようにします。

カルシウム、ミネラル

骨粗鬆症を防ぐためにも、イワシやシシャモ、ジャコなどの小魚、海草、豆腐などなどからカルシウムを摂るようにしましょう。特に海草などの海産物はおすすめです。

骨はカルシウムだけで出来ているのではありません。ミネラルの体内への吸収・利用を考えると、牛乳のみによるカルシウム摂取はお勧めできません。

また玄米は2000年以上前から「粳米」の名前で漢方薬として使われています。玄米の効能は多血症で血圧が高く、血糖値が高い等の「升」の状態に効果があります。反対に貧血の人や骨の弱い人は、より貧血や骨密度の低下が進行します。骨の弱い人には、玄米は禁忌となります。

たんぱく質

たんぱく質の摂取が不十分だと新陳代謝が衰え、血管がもろくなります。脂肪の少ない白身の肉、魚、卵、大豆製品などに良質のたんぱく質が含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、骨粗鬆症の方の骨の結合組織(コラーゲン)を作るのに欠かせません。ビタミンCというと、すぐ果物やレモンを思い浮かべますが、キャベツやブロッコリー、ピーマン等の野菜にも多く含まれています。

果物は漢方でいう「潤」の働きをするものが多く、「湿(水毒)」のトラブルである関節痛の方にはお勧めできません。

ムコ多糖類と骨粗鬆症

ネバネバ物質です。骨粗鬆症の方の肌や関節にて潤いを保ち、関節の動きをスムーズにします。オクラ、山芋、モロヘイヤなどのネバネバ食品にも含まれていますが、植物性のものは少量です。

骨ごと煮込んだ魚や肉の煮こごりがお勧めです。肉は毎日摂ると脂質過剰の心配がありますから、魚の煮こごりが良いでしょう。

ビタミンB群

神経の働きを正常に保ちます。枝豆、ソラマメ、モロヘイヤ、菜の花、豚肉、ウナギ、お味噌料理などバランスよく食べましょう。

ビタミンE

血管の老化を防ぎ、血液の循環を良くし、緊張した筋肉を和らげます。落花生、モロヘイヤ、赤ピーマン、大根葉、かぶの葉などに多く含まれています。

◆骨粗鬆症を回復させる漢方

漢方治療は、骨粗鬆症を治す事を目的とした治療ではありません。

老化に伴う腰痛や関節症の漢方治療をすると、痛みが消失するだけでなく、結果として骨量が増え骨粗鬆症の改善にも繋がります。

骨粗鬆症から起きる腰痛や関節症の治療を漢方薬で行います。

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