肝班の漢方

2022年6月21日;(写真は 大坂の寿司屋さんで頂きました。)

肝班は中年期の女性に多いシミです。両頬に褐色から黒褐色のシミが出来てきます。
ヴィタミンCやL-システィンなどの内服も有りますが、なかなか手ごわいシミです。

肝班は名前通り、肝臓との関係があると言われますが確かな事は分かりません。
漢方では肝臓の機能異常を改善する柴胡剤にて良くなる肝班が多いのを見れば、肝臓との関係があるのかもしれません。

肝班の出来る頬は小田顔面診の肝の臓の診断部分である事を考えても肝臓との関係が推察されます。

以前、私は疲れやすいと言われる女性にレバー(肝臓エキス)製品をお勧めしたことがあります。
1か月すると疲れが解消しただけでなく「肝班も薄くなりました」と報告を受けました。そしてレバー製品を飲んでいると肝班が毎月薄くなっていくのです。
やはり肝臓の機能と関係が有るのかもしれません。
他の肝班の患者さんにも同じレバー製品を勧めましたが、改善したのはこの1例だけでした。

漢方治療では柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)を代表とする柴胡剤(サイコザイ)に駆瘀血剤(クオケツザイ)を併用することが多いようです。
漢方治療で改善しない方もいらっしゃいます。改善する肝班は50%程度だと言われます。半分程の方が改善するようです。